第二子出産の朝です。
母いうのは不思議なもので、昨日まで仕事をしていた私の身体ですがしっかり母の準備をしてくれています。
なのでこんなに変な時間に起きてしまいます。
2019.10.2 (wed) 3:45です。
帝王切開とはとてもありがたいです。
1人目の時は女たるもの下から産みたいと切に願っていたので、帝王切開になったときは気持ちが乱れて本当に複雑でしたが実際に育児をしてみると、産み方より育て方の方が100倍大切なことに気づき普通分娩への執着はひとつもなくなりました。
帝王切開のいいところは、周りの人も自分も予定が組めること。ひとり子供がいて保育園の行事もあり更に仕事している身分では、出産というスケジュールが組めることはこの上なくありがたいことです。
いつ産まれてくるかわからないハラハラと闘うより気持ち穏やかにその日を迎えられます。
お陰で娘の運動会も、お客様へのご予約も予定通りしっかり済ますことができ、いよいよ第二子出産への心の準備が整いました。
子供ができてからひとりでご飯を食べることなんて一度もなかったから、美味しいご飯なのになんだか寂しい夕食。
考えるのは娘のことばかり。
"靴下でもシャツでも最後は掃除道具として、最後まで使い切る。
人間も、十分生きて自分を使い切ったと思えることが、人間冥利に尽きるということだと思う。
自分の最後だけは、きちんとシンプルに始末することが最終目標。"
生命の誕生を前に、やっぱり私はいつでも与えられる人間でありたいとそう思っていて、どうせ生きるなら人に喜びを与えられる人間でありたいしどうせ死ぬなら人に何かしら残せている人生でありたいと。
だからこの希林さんの言葉が私の中にストンと腑に落ちます。
この仕事をしているとせっかくお客様に来てもらってるから何か持ち帰って欲しいという気持ちが出過ぎて、自分の持つものすべて捧げてしまうんですね。
アウトプット。
結果自分が空っぽになってることに気付くんです。
家に帰れば夕飯の支度をしてお風呂に入れて疲れて子供と一緒に眠ってしまう。
そしてまたほぼ空っぽなのに絞り出すようにお客様へアウトプット。
やっぱりどこかで限界を感じる悪循環。
自分では与えているつもりでもこんなんじゃお客様へすごく失礼なことをしているなと感じて。
この生命の誕生を前に思うことは
アウトプットする人生なら、まずたくさんインプットしなくてはならないこと。ひとに与えられる人間になるならきちんとキャッチすることも忘れない。
それが出来て自分が使い切れるんではと思っています。なので頂いたこの貴重な休みは、しっかり充電期間となるように。
色々な学びに繋げたいと思います。
でも娘にはいつでも捧げたい。
お姉ちゃんになる娘へ、今しか伝えられないメッセージを残しました。
さぁ家族4人となる今日から、どんな日々がやってくるのか。。
期待と不安でいっぱいですが、もう少し寝てカイザーに備えたいと思います(笑)
ほんとに寝なくちゃ。(笑)