大人になると、なかなか恋心にスイッチが入るのは難しいような気がします。
声、仕草、身体の輪郭。相手の目線。恋はしないつもりだからと意識していない分、よほどのことがないと、心は動かない。
でも、やっぱり出会った瞬間に、感じてしまうもはある。
ほんとうに、時々だけれど。
その人の放つ空気感。落ち着いた中にある自由さ。
大勢の人がいるにもかかわらず、
その人と自分しかいないような、そんな息が止まる瞬間。
きっと、これまでの生きてきてきた中で出来上がってきたその人の姿に惹かれてしまうのだろう。
そんなことはありますか?
好きになってはいけないと、
あえて、ポーカーフェイスもできてしまう。
自身に思い聞かせながらも。
ふと、表情を思い出すだけでもよいし、
その人の考えがわかるものを読んだりするだけでも楽しくなる。
会えなくても、触れ合えなくても、
その人の考え方や感じたことを感じられることでよいと思うのも、大人ならではかな。
高野てるみさんの、著書
「フランスの男と女は歳を取るほど恋をする」から
若い女たちは皆、愛されることを愛するだけだ。
自分というものを本気で相手にして、愛をさらけ出すような女はいなかった
確かに、相手が動いたら、同じくらい行動する。
相手の温度感に合わせる。
でも、自分にしかないチャーミングさをみつけて、特別な存在として、隅っこにでも属せるように、ちょっとでも出せるように、動いてみたいと背中を押されました。
なかなか訪れないトキメキのタイミング。
大人になった今だから感じる人との出会い。
今だから、大切にしていきたい。