家に帰っていろいろ調べてみた。

家族にも報告して知り合いの人が見てもらったという茨城県にある漢方薬局とかを教えてもらった。

 

非浸潤性乳管癌とはなんだろう?

いろいろ調べてみると、癌とは呼べない?ステージ0など、なんか気楽にさせてくれるワードが出てきた。

 

保険会社に電話すると「上皮内癌ですね。」と言われた。

 

よくわからないけど、そこまで深刻になることないかも。と思い始める。

 

 

でも反面、医者が全摘を勧めてきたことがしっくりこなかった。

 

漢方薬局へは2月末の東京出張帰りに寄ることにした。

世間はコロナの影響が広がっており、3月以降の出張は見合わせるよう会社から案内が出た時だった。

 

 

漢方薬局では食事療法を教えてもらう。

試しに2ヶ月分の玄米と漢方茶を購入した。

帰り道バス停まで受付の人に案内してもらったとき、新宿にいい乳がんの専門医がいることを教えてもらう。

 

セカンドオピニオンはそこに決めた。

私は地方暮らしなので、また東京に行く機会があるとき受診しようと思っていた。


 

次の女医の診察時、この病院がコロナ患者受け入れの影響で外科手術ができなくなったと伝えられ、他の専門医がいる県内の病院を紹介すると、2つほど大きめの病院名を出された。

 

比較的近い方を選び、翌週早速診察に行った。

 

 

転院した病院で東京にセカンドオピニオンを希望することを伝えると、みんな驚いてやめた方がいいと言われた。

3月でコロナ第一波の時だったから、そう言われてもしょうがない時期だったと思う。

 

 

その病院の医師から乳房温存と全摘の違いやリスクについて説明を受け、いろいろ理解ができた。

 

 

結果、東京に行くことは諦めて、その病院で乳房温存手術+放射線治療をすることにした。

 

 

医師には2人目の子供を考えていることを伝えた。

「年齢的にもあり得ないとは思うが、一応言います。」みたいな前置きをして。。。

医師から「治療が一通り終われば妊活再開できますよ。」と言われた。

その時は気遣って言ってくれてるのかな、なんか恥ずかしい。。

くらいに思っていたが

 

 

まさか本当に妊娠するとは。。。

次の定期検診で医師に報告するのが楽しみでもある。

 

 

入院する前、娘と海岸に遊びにいった。

その時撮影した自分の影

心なしか自分の命のことを考えて撮ったと思う。

外科手術だし、ほんとうに何があるかわからない。と思っていた。