【日記】誘惑の甘い罠 | Bon livre –いつか最良の一冊と出会う–


今夜は心だけ抱いて (集英社文庫)


高校の友人たちが、プク子を見にきてくれた時のこと。

まずはお昼ごはんを食べようと
デパートのレストラン街へ向かうエレベーターのなかで
プク子が友人Aのことをじっと見ていた。
Aが「覚えてるのかな!?」と嬉しそうに言ったので
私が声色を変えて

私「あたち、この人に抱かれたことあるわぁ」
A「言い方!抱っこって言って!」

そのつぎに友人Bのことを見つめだしたので

私「この人にも抱かれたことあるわぁ」
B「一夜だけね…フフフ」
私「ワンナイトラブ…フフフ」
A「だから言い方!」

エレベーターに同乗してたおばさんに笑われた。

また別のある日、中学の同級生Cちゃんの家に遊びにいったとき。
Cちゃんの息子と、一緒に遊びにいったDちゃんの息子、
そしてプク子も同級生。

プク子のおむつを換えていたら
Cちゃんが「C男くん(息子)すっごい見てるね」。

私「20年早いぞ~」
C「20年後に見せてくれるって!」
私「そう来る!?」

プク子が「お母さん、なんて約束するのよ!」と
抗議するように私の膝をペシペシ叩いてきた。
ごめんプク子!ていうかパパとじぃじにも怒られる!

C「成人式終わったら見せてもらいに行こうね~」
私「ヤバイ!振り袖の帯、くるくるされちゃう~」
C「D男くんも一緒に行こうね~。
  ピンポーン、みーせーてーって」
私「D男は“俺、いっぱい見たことあるからいいや”って言うかもよ?」
D「うわ、それすっごいイヤだ!」

どうかCちゃんがこの約束を忘れてくれますように。

どっちかがイケメンに育ったら、
あのとき約束したでしょ!責任とってよね!
って迫るけどね。(最低の親ー!)