神秘なロンドンめぐり/木内麗子 | Bon livre –いつか最良の一冊と出会う–


神秘なロンドンめぐり 英国スピリチュアル&パワースポット食べ歩き!


ザ・チェルシー・ティーポットとプリムローズベーカリーの
カップケーキかわいいぃぃぃ!
“かわいいスイーツ”を見て喜べる、数少ない女友達のMちゃんと分かち合いたい。

味なんてどうでもいいの。砂肝みたいな味でもいいの。うそ。砂肝はうそ。

基本はエッセイ漫画なんだけど、各話の最後に写真も数枚載っていて、
お菓子や建物にいちいち「かあーわいいー!」って惚れ惚れしちゃう。

元修道院のレイコック・アビーに、ランチをいただける聖メアリールボウ教会、
数多くの紅茶を取り扱うカメリアズ・ティーハウス、
ニールズヤードサラダバーやその街並み。すてきすてきすてき。
ハリーポッターのロケ地や、ホームズのパブも紹介されています。

『茨の木』にも書かれてたけど、イギリスに美味しいものはないなんて嘘じゃない?

旅先でわざわざ占いには行かないかなぁ。
でもパワースポットがあれば行くし、パワーストーンとかお守りは欲しくなる。
とくに“自分に合ったものを作る(探す)”となると、いっちょ頼むわ!ってなる。

グラントンベリーのエッセンシャルオイル専門店に、
自分の星座から選べるお香があるとか。

私はおひつじ座だから、牧場の香りかジンギスカンの香りかしら?
大丈夫それ?癒しの効果ある?虫とかめっちゃ寄ってくるんじゃない?
ふたご座はやっぱりおすぎとピーコの香りなのかしら…

コラムや四コマ漫画で、応用して使える英語も覚えられる。
Fairy well(フェリーウェル)は妖精と関係なく「まぁまぁ」という意味だとか。

フェアリーカップケーキは、まぁまぁどころじゃなくテンション上がるけどね!

先日、彼が私の服を払いながら、ほこりのようなものがたくさんついていると言う。
彼「なにこれ?」
私「妖精のりんぷんよ。わたし妖精だから。」
彼「じゃあなんで羽根がないの?」
私「今は人間の姿に変身してるから」
彼「どうせ変身するならもうちょっと小さくなって欲しかったな…」
私「それは言っちゃいけないやつでしょ…!」

怒った私は、半蔵門線から銀座線へ乗り換える間ずっと、
彼のお尻をバシバシ殴りつづけました。妖精は怒ると怖いのです。

スピリチュアル好きの方なら、一度は行ってみたくなる場所ばかりだと思います!