【予想】三匹のおっさん/有川 浩 | Bon livre –いつか最良の一冊と出会う–


三匹のおっさん (文春文庫)


これは、まだ読んでいないけれど読んでみたい作品の内容を、
あらすじから想像するというなんの参考にもならない記事です。

発売当初に同僚が「めっちゃおもしろいから!読み終わったら貸したるわ!」
って絶賛してたんで、ずっと待ってるんです。一冊読むのに何年かかるん。

あの銀だこの夜のこと、あなたはもう忘れてしまったの?(100パー忘れてる)

読みた過ぎて、1回催促してみたんだけど、ぜんぜん持ってこないし、
でももしいつか貸してくれたときに「もう読んだからいい」って断るのも悪くて、
いつまでも手が出せない。優しすぎて本が読めない。
槇原敬之か森山直太朗の曲にありそう。聴いてください、『優しすぎて本が読めない』。

なので想像で補います。

定年を迎えて一念発起した剣道の達人・キヨ、経営する居酒屋も息子に任せられるようになってきた柔道の達人・シゲ、遅くできた一人娘を溺愛する町工場経営者で機械をいじらせたら右に出るものナシの頭脳派・ノリ。かつての悪ガキ三人組が結成した自警団が、痴漢、詐欺、動物虐待などご町内にはびこる悪を成敗!その活躍はやがてキヨの息子夫婦や孫の祐希、ノリの愛娘・早苗らにも影響を与えてゆき……。
(Amazonより引用)

まず単位が“匹”なので、人間じゃないことは確か。
武術を会得できる強靭なボディーと、機械を操る高度な知能をもった動物。
ハムスターですね。おそらくジャンガリアンでしょう。

近所に潜む悪といえば、引っ越しおぱさん。あいつぜんぜん潜んでないけど。
夜行性で昼間は眠ってるハムに、布団バンバンは超迷惑。

キヨが竹刀で布団たたきを折り、シゲが背負い投げで布団をベランダから落とし、
ノリがパソコンで物件情報を検索、選りすぐりのものをプリントアウトして、
おばさんは引っ越していって円満解決でしょうね。

あと近所の悪といえばゴミ屋敷。そこは仲間のタカが、
「暗くて狭くて食糧がいっぱいなんだぜヒャッホーウ!」という言葉を残して
行方不明になった因縁の場所。
ノリが警察の生活安全科に電話して解決!
あっという間にゴミは夢の島へ送られ、タカは依然行方不明のまま!

ノリの愛娘の早苗、還暦の子供だからおそらくアラサーで、独身。
通ってるジムの、中でめっちゃ走るとくるくるまわるやつでよく会う、
ゴールデンハムスターさんが最近気になってる。

キヨの孫の祐希は、中学生のころイジメからの不登校からのひきこもりからの、
中でめっちゃ走るとくるくるまわるやつから出てこない。

私のハムスターのイメージが中でめっちゃ走るとくるくるまわるやつしかないので、
もはや想像も限界にきてるんですけど、おっさんたちが恋のキューピッドになって、
おっさんたちの勇姿を見た孫が外に出てくるのでしょう。

ハムスターは繁殖力がハンパないので、
独身の娘とひきこもりの孫があと20匹ずつはいます。
お疲れ様です。