台湾に住む親が第一に考えなければいけない関門は幼稚園選びだと私は思う。
子供の将来を考え選択するのは日本に住む親にとっても難しいことだとは思うが、ここ台湾では更に幼稚園選びが重要になってくる。
台湾の幼稚園選択は主に3つ。
現地校、インターナショナル、日本人幼稚園である。
うちの家庭は日本に帰るよりもスライドで別の土地への転勤になるのではないかと言われている為、私は最初インターナショナルで英語を学ばせた方が子供の為になるのではないかと考えていた。
でも日本語の基礎を身につける事も必要ではないかという気持ちもあった。
どちらの選択も間違いではないような気がして迷っていた。
そんなある日公園に子供と遊びに行った時のこと。
現地の子供とともに滑り台で遊んでいた時に私の子供が日本語でニコニコしながら「順番よ?」と話しかけた。
当然日本語が分からない現地の子は?顏。
さらに「聽不懂!」(言ってることが分からない)と言い、さらに順番を抜かし先に滑って降りてしまった。
そこに取り残された息子は寂しそうに、うな垂れた。
子供は正直だ。
私の子供は人懐っこい性格で、だからこそ何気ないその行動に傷ついてしまったのだろう。
そして私は思った。
意思の通じないクラスに一人でいるような環境は息子の性格とは合わないのではないか、と。
やがては英語を喋り意思疎通が出来るかもしれない。だけどこんな小さな子供にわざわざ高いハードルを飛び越えさせる必要があるのだろうか?
今日、日本人幼稚園の体験入学1日目から帰ってきた息子は言った。
「ねーねー、幼稚園行きたい!」
この一言で、私は自分が正しい選択をしたと思った。
父親が多忙で、普段寂しい想いをさせている子供。
この子に今必要なのは、語学力ではなくあったかい居心地の良い第2の場所なのだ。
「みんながニコニコしていてたのしそ!」
嬉しそうに語る我が子。
私もなんだか嬉しかった。
かつて、この場所は私のお気に入りであった。
この辺りは週末は賑わうが、平日は親子連れが何組か、または散歩のお年寄りが多い。
だからレストランで食べるよりは、隣のフードコートで済ます人がほとんど。
ここにはいつも数人しかいない。
けれど、ここの海鮮パスタは台湾には珍しくアルデンテで美味しく、気にいっていた。
しかし、久しぶりに行ったこの場所は、なんとも居心地が悪くなっていた。
小声でボソボソと喋る男性スタッフ。
ろくに仕事をせず、大声で喋る辣妹。
ベビーチェアを使うからあちらの席の方が良いと言うと、お皿やフォークを嫌そうに、ぼんぼんと移動。
私はこの辣妹と呼ばれる、20〜25歳くらいの台湾ギャルが苦手である。
この人達の接客レベルは日本の高校生以下だと思う。
手足も長く見た目は美しいのに、勿体無い。
言葉が通じなければすぐに『ハァ?』と言われる。
この『ハァ?』に何度心が折れたことか。。
台湾人の女友達は笑いながらこう言う。
台湾人の『ハァ?』にはなんの意味もないよ!と。
悪意は無いよーと言われても、気にしないようにするのは難しいのだ。
でも時折り、悪意を感じる…( ・᷄ㅂ・᷅ )
この話はまた。
この店ももう駄目かと、辣妹が作ったシロップじゃんじゃん入れて飲むヨーグルトを混ぜただけの季節のスムージー170元(高すぎ!)を飲みながらまた私は少し台湾が嫌になった。





