車についての記事がなぜか多いこのブログ。

別に車がすごく好きという訳ではないと思うし、

カーマニアのようにいつも雑誌やサイトをチェックして、

新車や外国から車が来たら試乗しに行くほどのこともない。

 

ただ、家族と一緒に過ごす時間が多くなるため、

乗るのであれば、しっかりとしたものを選びたい。

ただそれだけで、おそらく他の家族を持つ方もそのように考えていると思う。

 

さて、去る10月、

栃木県那須という場所にビアンコとアサリちゃんと旅行へ行くことにした。

夏が忙しい仕事をしている私たちにとっては、

秋を迎えるこの季節は一年の中でもゆっくりと心身を休め、

次のシーズンに向けてのいわば充電期だ。

 

そこで、遠出をするにあたり、

まだ、スズキの軽ワゴンに乗っている私たちは、

ビアンコのお腹に2人目の赤ちゃんが大きくなってきたこともあり、

サスペンションがしっかりとした車、というより、

このエブリイちゃんよりも乗り心地がいいものをレンタルすることにした。

 

とにかく高速道路を走っていると、

あの高架になっている高速道路にある規則的なあの「継ぎ目」が

ビアンコのお腹に響いてきて、しんどいのだ。

 

かくして、家族3人(内2歳児一人、妊娠8ヶ月一人含む)というメンバーが

遠出をするのにちょうどよい車を探した。

 

買おうとしているステップワゴンのようなミニバンでも悪くはないが、

少々大きさが余る。

かといって、軽のコンパクトなものだとベビーカーや旅行の荷物を入れると

おそらく手狭になる。

そこで、昨今よくちょうどよいサイズとして言われている

・TOYOTAのSIENTA

・HONDAのFREED

が候補に上がった。

 

本当は次もHONDA車に乗る予定なので、

FREEDがいいと思っていたが、いつも頼んでいるレンタカー屋では

取り扱いがないとのこと。

したがって、SIENTAをチョイスすることにした。

 

そしていよいよ当日、なんの気なしにエブリイちゃんでレンタカー屋に行き、

予約した旨伝えると、2台のSIENTAが出番を待っていた。

一台は真っ黒、一台は真緑である。

真緑のほうは本当に真ミドリである。

しっかりと鮮やかで色がのりきったミドリを代表する緑色。

 

同じ時間にもう一人、同じような家族構成のお父さんとみられる方が

予約をしていたようで、手続きを済ませていた。

 

私たち客の方には、当然車を選ぶ権利などない。

もうそれはすでに決められている。

わかっている。もちろん、わかっている。

真っ黒と真緑の二台があるなか、同じような家族構成の父親が並ぶ中、

ボンゴレさん、こちらへどうぞと誘導されたのは「ミドリちゃん」であった。

「こちらです」に対して、「ですよね」という返事をしてしまった。

 

もう、アサリちゃんのリアクションが目に浮かび、

ニヤニヤしていたのはきっとスタッフに見られていただろう。

 

家で待つ、ビアンコとアサリちゃんの前に登場して、

ビアンコはもちろん、爆笑。

アサリちゃんは「ミドリー!」と叫ぶ。

 

結果、アサリちゃんは大喜び。

乗り心地は抜群。加速はスムーズ。サスペンションも良好。

ビアンコのお腹にいる赤ちゃん(カブトくん)も

きっとさぞかし喜んでいたと思う。

 

旅行中の移動は極めて、快適であったとさ。