Bonds of Fate

Bonds of Fate

永遠に愛する人への想いを綴ります

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僕の好きなアーティストにL'arc en Cielというものがある。

そのアーティストが歌う、Blameという曲がすごく好きだ。

好きと言っても
どういう「好き」なのかは人それぞれだろうと思う。
決して、良い意味ばかりでないことも確かなのかもしれない。


1つ1つが人によって
物語として見ることができるだろう。

僕が
歌に乗せて
淡い中に沈んでいったものは2つ。

こんなことを言ったらきっと怒られてしまうかもしれない。
ふんわりふんわり。包み隠すように。
むき出しになっているけれども。

口にしてしまったらろうそくが尽きる前に

灯火が消えてしまうかもしれないから。




いやな夢を見た。

足が動かない。腕も動かない。
体が言うことを利かない。

そんな自分の状態を

かろうじてではあるが、認識はできる。

できることは

ただ、想い描くだけ。頭の中で。
めまぐるしく 必死に、苦しく。

みじめでも。
映像を描くだけ。

そして、目が覚める。

「いやな夢だった」

そう言った僕は、起きてすぐに郵便受けを見に行く。
体に染み付いた動き。
意識しなくてもやっている。

仕事みたいだけど。
何よりも幸せだ。

「良かった」

そう言った僕は、お洒落をして外に出る。
足取りは軽やか。鉛をつけたとしても、歩けるだろう。

それが僕。いつも、いつまでも。


あれ、


「どうしてだろう」


動けない。動かない。
認識できているのに。
夢でもないのに。

動かさせてくれない。

いつ訪れるのかな。

「おはよう」




何度目の夏が来ただろうか。
暑い日差し、いつも変わらない。
この顔を伝う雫が僕にまとわりつく。


いつか遠い夢の中で見た夏。

なぜだか

雫が僕の瞳を包み隠した。
いつもと何かが違う気がした。

違う。

とても、悲しくて、優しい。

全て、見えなくさせるように。

遠くへ遠くへ、永遠よりずっと先に。

その先に、瞳がもう一度開くかどうかなんて。
約束なんて。

自分にも、愛しいあなたにも。

瞳が開かないことが苦痛なのではなく。

開けることが苦痛なのでもなく。

次に夢を見たときに、あなたが瞳に映らなくなることが


怖い


夢の中で僕は公園に居た。
とても、広い公園だった。小さい頃にも来た事がある気がする。
すごく懐かしい。湖の一面に敷き詰められた蓮の葉。

懐かしい景色。

懐かしい香り。愛しい香り。

愛しい。僕のすぐ隣から。

太陽に照らされ、ふんわりと風に揺られたその髪。
その1本1本が、何よりも愛しかった。

見つめる瞳には、自分の姿が映る。
これは僕だろうか?僕だ。いくつの時だろうか?いつだって関係ない。

瞳に映る僕の頬が緩む。微笑んでいる。おかしな顔をしている。

君が笑ったから。愛しい。

太陽に照らされた君の笑顔は、夏の日差しより眩しかった。


「はじめまして」
そう挨拶をしても、ここを実際に見ている人は多分いないかも。
僕はいま、凄く愛している人がいる。
「いま」と言っても、見ている誰かの「いま」ではないかもしれない。

ただ

この世界に生きて、出逢えた君に、僕の愛してるを贈り続けたい。