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「迷ったときには、
十年後にその決断がどう評価されるか、
十年前ならどう受け入れられたかを考えてみればよい」
(鈴木 治雄 元昭和電工株式会社社長)
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石油ショック後、かつては売上の40%を占めていた
主力のアルミニウム精錬事業は、
電力高騰の煽りで国際競争力を失っていきました。
周囲は事業の先駆者でもあることから、事業の立て直し
に躍起になっているところ、鈴木氏は強い意思を持って
撤退の方針を決めました。
その後、国内他社は相次いで撤退したのですが、
鈴木氏の的確な迅速な決断は、撤退によるダメージを
最も小さくしたものとして評価されました。
一般的に日本人は「横並び意識が強く」、
「他社がやるから自社でもやる」との意思決定が多いですよね。
鈴木氏は「独自の道を歩むべき」と考え、
自分の信念に則って決断・実行していきました。
経営者は、周囲はどうであれ、自分の決断が正しいと
確信したならば、いかなる周囲の反発があろうと、
貫き通す強固な意思を持たねばならない、と
教えてくれています。
【参考文献】
「経済人の名言 勇気と知恵の人生訓 下」 日本経済新聞社
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