一昨日の朝、カミさんが「緊急事態宣言も解除されたし、美味しい蕎麦を食べに行きたいし、美味しいフルーツも買いたいネ。」と言う。
はい、即座にドライブにお出かけ決定です。
コースは宮城県南の白石からR113で山形県の南陽へ抜け、北上して尾花沢から自宅へ戻る約300Kmです。
でも、なんだかんだで自宅出発は10時過ぎになってしまいました。
東北道で一気に南下し白石ICからR4~R113と走ります。
昼食の蕎麦は、ネットで調べておいた七ヶ宿町の吉野屋という店です。
店に着いたのは正午に10分ほど前で、駐車場はほぼ満車でしたが、待つことなく席につくことができました。
注文したのはカミさんが好きな「天ざる」です。
やや太めの蕎麦切りに10種類ほどの野菜の天ぷらと漬物が添えられていました。
出汁の味も良く、天ぷらの揚げ具合も程よい感じです。
久しぶりの外食が嬉しかったのか、カミさんはオイラよりも圧倒的に速く食べ終わっていました(笑)
食べ終えて店の外に出て気がついた。
この店の道路向かいに、昔の宿場町を彷彿とさせる建物が・・・
七ヶ宿町は昔の宿場が七つで構成されているので、その町名になったそうだ。
ここは滑津という宿場で、この屋敷は庄屋だったとか・・・
さて、ここから山形県の高畠町に入り、道の駅やJA直売所で季節の果物を買いあさり、さらに高畠ワイナリーに行きワインを数本買い求めます。
そして高畠から長井~白鷹~寒河江~大石田と初秋の山形県を北上します。
そして孫たちへのお土産に大石田の名物「千本だんご」を買い求めに行くと・・・・
午後4時を過ぎたばかりだというのに、店の前に「本日は売り切れました。」の貼り紙が・・・・ (ToT)
はい、そのまま大石田からR347で帰路についたのでありました。
ということで、昨日の午後にスーパーカブでリベンジツーリングです(笑)
午後1時過ぎに自宅をスーパーカブ110で出発!!
R347で約60Km先の大石田町のだんご屋をひたすら目指します。
県境の鍋腰トンネルを抜けたところで、ふと気が付きました。
今年の正月にスーパーカブを購入してから、県外へ出るのは初めてだ!!
ということで記念撮影を(笑)
そして午後3時に「千本だんご」到着。
はい、まだ売り切れにはなっていないようで、店の前には10人ほどの行列が・・・
15分ほど待って、前日のリベンジ完了。
孫たちからリクエストのあったクルミ、黒ゴマ、ずんだ、みたらし、あずき餡のだんご5種類を買うことができました。
そういえば、このだんご屋さんには「充電させてもらえませんか」で出川哲朗と明石家さんまが電動バイク旅で訪れたことがあり、店の通路にはその時の記念写真が飾られていました。
さて、ここからまっすぐ家に帰るのもつまらないなぁ、と思いちょっと迂回して山刀伐峠(なたぎりとうげ)に行ってみることにしました。
その昔、松尾芭蕉の「奥の細道」の道中で最難関だったと言われる峠道です。
尾花沢から赤倉温泉に抜ける県道の途中にあります。
現在は道路は整備され、峠はトンネルで簡単に抜けられますが、トンネルの前後に旧道の入り口があり、看板も設置されていました。
旧道に入ってみると、道幅は狭く勾配もかなり急なところがあり、オンロードバイクでは難しいようです。
こういう道こそスーパーカブの本領発揮です。
狭いクネクネ道を10分ほど登ると道路の頂上に到着。
ちょっとした広場(駐車場)があります。
看板があったので見ると、芭蕉が通ったはずの本当の旧道の峠はさらにここから250mほど徒歩で登ったところにあるそうだ。
で、その看板の隣には「クマ出没注意」の看板・・・
はい、一人で行く気にはなれないので諦めます。
転げ落ちるような急坂を赤倉温泉側に下り、県道に出てから数キロ走るとR47に出ます。
ここで娘からラインが入り「だんごを取りに行けないから、家に届けて下さい。」だと・・・
はい、娘の家に寄ってから帰宅ということになり、走行距離も増えます。
自宅に着きメーターを確かめると、本日の走行距離は170Kmでした。
約4時間で170Km・・・
結構ハイペースなツーリングでした。
というか、スーパーカブでアップダウンのある幹線道路を走るコツをようやく掴んだような気がします。
そして孫たちからは「だんご、美味しかったから、また買いに行ってね。」だとさ (^^)v
いひっ、これで大手を振ってツーリングに出られるぞ。