Fedora 12 13 用のMozcパッケージを作った本人のブログらしいのですが、

親切にもyum repositoryもつくられているのですが、

May 20, 2010
Fedora yum repository for Mozc available
http://blog.tagoh.org/2010/05/fedora-yum-repository-for-mozc.html

I've just created yum repository metadata for Mozc on my fedorapeople space. you can install the latest package after installing ibus-mozc.repo file under /etc/yum.repo.d on your system.

ここに書いてある通りに、行ないましたも、弊ブログの環境ではエラーになります。

PCの環境

CPUはAMD Athlon64 3200+

OSは Fedora　13 i386ビット版

理由はibus-mozc.repoの内容ですが、

baseurl=http://tagoh.fedorapeople.org/ibus-mozc/$releasever/$basearch/

となっておりますが、

yum list updateを実行させますと

http://tagoh.fedorapeople.org/ibus-mozc/13/i386

を読みに行きます。

$basearchのところが、i386であり、実際のディレクトリ構造は、

http://tagoh.fedorapeople.org/ibus-mozc/13/i686

i686であり合致しないのでエラーになります。

実はLinuxに関しましてはFreeBSDと共用のコマンドリファレンス以外に1冊も本を読んで勉強などしておりませんので、$basearch何を意味するのか実は良く分かりませんでしたが、環境変数やシェル変数を調べてみますと、シェル変数ではi386と認識しているようです。

HOSTTYPE=i386

MACHTYPE=i386-redhat-linux-gnu

取りあえずの対策で$basearchの所を決め打ちでi686に書き換え、利用できるようにしました。

/etc/yum.repos.d/ibus-mozc.repoの、

baseurl=http://tagoh.fedorapeople.org/ibus-mozc/$releasever/$basearch/

baseurl=http://tagoh.fedorapeople.org/ibus-mozc/$releasever/i686/

に書き換えました。

システム＞管理＞ソフトウェア追加/削除　ツールでもMozcのリポジトリは有効にならなかったのですが、

再起動させると自動化に下記のように有効になりました。

Fedora のMozcリポジトリがエラーになる理由