伝えたいこと


 色々と思うことはありますが、

良くないことや嫌だったことは

少しずつ印象が薄くなり、楽し

かったことの記憶が強く残って

きます。

 だから、出逢った人達に感謝を

お伝えしたいのです。

 皆さま、本当に有難う御座いま

す。また、いつかお会い出来たら

と思います。


思い続けている事

 何年過ぎても、後悔しかない 

母の死に際に、何もできなかった。

少しずつ認知症が進み、思う事を    

伝え辛くなって来て、意思の疎通出来なくなって来た。

 母の思いをくみ取る事も難しかた。そして私の思いも充分に伝える事が

出来なかった。それが悔しくて仕方ない。 有難うと伝える事が出来なかった。

 もう一度会って感謝を伝えたい。

 


母が他界し、まだ一月も過ぎてはおりませんが、思い出し悔やまれる事が多くあります。

 まだ、認知症だと分かり間もない頃、仕事から戻ると、母は夕食の副菜を作っていてくれました。少しずつ物事が完結せず、途中で何をしていたか失念する事が多くなっていましたが、母が作った副菜は殆ど焦げている野菜炒めでした。その頃には私が食事の用意をしておりましたが、久しぶりに母が作ってくれたと期待したにも関わらずの結果に大きく落胆したのが、母にも分かったのでしょう。冷蔵庫に入れておけば良いと言い、私が用意した食事を一緒に食べました。

 母が作った最期の食事でした。

せめて一口なりとも食べておけば良かったのにと悔やまれてなりません。

自分の心ない行いが、今、思い出しても、心に刺さった刺の様に感じます。

 母よ貴方が作った食事をもう一度食べたいと強く思います。