ココアがお仕事の関係でご招待いただき、そのご相伴でわたしも一緒に、
新国立劇場中劇場で上演中の「激動GEKIDO 川島芳子物語」を観劇してきました
「男装の麗人」として一世を風靡し、第二次世界大戦では「東洋のマタ・ハリ」
「満州のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた川島芳子。
清朝の王女という高貴な家柄に生まれながら、軍人・川島浪速の養女となった
芳子は、日本軍に従事する一方で数多くの男性と恋に落ちる。
最期にはスパイとして処刑されるという悲しい運命をたどることに・・・。
私、インター出身なもんで、日本史ってやってないもんだから、
ほんとこういう歴史ものって知らないことが多くて、この川島芳子さんって方が
実在した方だったらしいのだけど、まったく知らなかったもんだから、
タイトル通りほんと「激動」の人生を歩んだ女性だったんだなって、
そして歴史上のこうして語り継がれ舞台等になるような女性って、
現代では想像出来ないほどのほんと激動の人生を送った女性が多いというか、
なんかそんなことを思った、けっこう衝撃的な作品でした.。
この舞台は、内容のみならず、キャスト面でも水川あさみが8年ぶりの舞台で
2作品目の舞台ということでちょっと話題になってた?
あれだけドラマにたくさん出てる水川あさみの芝居を生で観てみたかった
という想いもありました。正直映像の人なのかな?って感じかな?
もっと迫力のある芝居をするのかな?とか思ってたけど、案外ふつうに演じてた。
それが演出なのか?もしそうだったら、もったいないけど。
一方の別所哲也さんはすごかった。
以前「レミゼラブル」のジャンバルジャンも観たけど、芝居の幅が広いというか、
迫力があって素晴らしいですね!
演出がブロードウェイで活躍されてるアメリカ人の方というせいか、
とても面白い演出でした。たとえば、暗転はなく、衣装替えも舞台上でしちゃって
たり、あと照明や鏡をとても効果的に使ってたのも面白かった。
来月、ココアはダブル主演での舞台を控えていますが、今日はいい勉強に
なったみたいです。