突然の余命宣告にはメニュー表があった | 注ぎ込まれる言葉

注ぎ込まれる言葉

障害者雇用で働いてます

読書記録です。

 

まだ読み終わってはないのですが、記録します。

 

 

 

 

という本になります。

 

この本を知ったきっかけは、いつも読んでいるタウンニュースの記事でした。

お父様を亡くされた方が、その介護から看取り、葬儀までの事柄を、私家版として本にして、近しい人に配ろうと出版社に持ち込んだのですが、出版社さんに、これは世に出したほうがいいとのことで、書籍として出版されました。

小さな出版社さんのようで、一般書店にはほぼ並んでないと思います。この本を探して書店をはしごするのは無謀でしょう。

 

僕は、状態の良い古本を格安で入手できました。おかげでこの本に出会えました。

これ系の本は星の数程出されていて、じゃあこの本の良さは何なの?とお思いでしょうが、そういった本たちは売れるために書かれているのせいか、どこか大げさでセンセーショナルでドラマチックで、そうすれば売れるんでしょうけれど、本来の目的を見失っていると僕は思うんです。

 

この本は、元々が私家版として書かれたものであり、そういった余計な売らんかね的な書かれ方は一切しておらず、著者の本音と介護看取り見送りのリアルが、画素数の多いカメラで撮った写真のように、高解像で微細な部分まで書かれています。

そういったおかげで、読む人はとても参考になるのです。とにかく実用的な本です。

 

僕も高齢の母と暮らしているので、自分ごととして読んでます。

こういった本を書いてくれた石島さん、出版してくれた湘南社さん、ありがとうございます。

 

この本はマイナー過ぎて、ネット上ではAmazonのレビューが2件あるのみです。

広く拡散を希望します。この記事が多くの方に読まれますように。

この良書が多くの人の手に行き渡りますように。