【一面】
■武田、東大に新薬候補（認知症に対する）を譲渡
産学連携のは大学の研究成果を企業が取得することが一般的だが、今回は製薬大手が大学に新薬候補を譲渡。治療薬として販売できれば、武田は売上に応じたロイヤルティーを受け取る。
⇒治療薬にならなければ、無駄になる研究開発費を回収できる良い仕組み。
■地熱発電20万キロワット規模に
地熱発電の新設計が全国で8件、合計出力が20万キロワットに達した。JX日鉱日石金属や出光興産、東北電力など各事業者が経済産業省の補助金制度の利用を申請しており、近く建設に着手する。日本には潜在的な地下資源が2347万キロワット分あり、世界第三位と試算している。再生エネルギーとしては、太陽光と違い昼夜安定した出力を出せる。
⇒火山立国の強みを生かすのはいい。実現可能かどうかわからないが、観光地化してもおもしろそう。
【本日の数字】
・武田の新薬開発は3100億円／年。これは国内最大。
・企業の研究所でつくられた新薬候補が、医薬品として発売できる確率は3万分の1とされる。