前に、こんな会社がありました。
私は就業後、午後18時半から面接を設定され、急いでその企業へ向かいました。
企業で受付を済ませると、特に「座ってお待ち下さい」のアナウンスもなかったので、その場に立って待っていました。
待つこと……25分。
小太りの中年女性が間延びした声で「ぼむけっちさん、こちらどうぞ〜」と仰りました。
アテンド担当の人かな、と思いつつ、言われたとおり会議室に入って着席すると、なんとその人が面接官。
無表情・やる気のない声・それもタメ口で「あたし職歴書一応みたんだけどさあ、なんでウチの会社なのかよくわかんないのよね」と。
遅れてきたのに、すみませんの一言もないんですか。
私は正直そう思いましたが、なんとかして耐え、面接を最速記録15分で切り上げました。質問返しを何もしなかったからですね。企業に興味がなくなったので。。。
その企業とは媒体を通じてやりとりしていたので、帰宅後、企業に丁寧な「辞退」のメールをお送りしました。
(一応、理由も添えて)
しかし企業はそんなメールに一切目もくれなかったらしく、
三日後、ゆうゆうとお祈りメールを私に送ってきたのです。
流石に腹が立って「もう見てくださらないことを承知でお送り申し上げます」とした上で、もう一度「こちらから辞退している旨」を強調したメールを送りました。
それから、その企業とのやりとりはありません。
この企業は、世界に名だたる企業です。
今や知らない人はだれも居ない、そんな会社です。
だからこそ、書類選考が通ったときの嬉しさは半端なかったです。
でも、そういう大きな企業だからこそ、
いちいち応募者の書類なんて目を通してないのかもしれません。
とりあえず最低限のボーダーライン(例えば年とか、学歴とか)を超えていれば、誰でも面接に呼びつけろ、というスタンスだったのかもわかりません。
求人媒体には、一ヶ月間の掲載でおよそ400万かかり、
その中から応募者を一人二人選び抜き、採用する作業になります。
人ですから、仕事がおざなりになるときも勿論あるでしょう。
でも、応募者も人です。
Win-Winの関係にしたいと願っているのは、応募者という名の「弱者」たちだけで、企業は「企業である」ことにあぐらを掻いているだけなのかもしれません。