常連様に求めるもの。
公衆浴場とはどうあるべきか!?私は銭湯が大好き、サウナが大好き。もちろんサウナ飯も大好きです。私は、あまり交流は得意ではありません。ですから公衆浴場という名のコミュニケーションスペースで日々人と触れ合う特訓をしています。私の人間力は銭湯やサウナで培われていると言っても過言ではありません。銭湯で私は1番風呂を狙います。私が住んでいる京都は大体15時頃銭湯はオープンするのですが、その時間帯に行くともう仕事を引退されたおじいちゃんや、会社の社長やら、余生を精一杯生きている方達。この時間に来ている人は大体人生の先輩方で色々な話をしてくれます。真っ直ぐになれる時間なんです。その時間が純すぎて、とても純粋な時間が流れる為私の中では公衆浴場にいる時間はかけがえのない時間です。たまにサウナ室で相撲の勝敗が原因で喧嘩になることもありますが、それはそれで楽しい時間を過ごしています。公衆浴場は日本の宝。守っていきたい。私のホーム銭湯は家から自転車で5分程度。近くに商店街があるのですが買い物でも、近所の喫茶店でもよく銭湯であう先輩達に出くわしジュースを買ってくれたり公園で立ち話をしたり、まるで近所付き合いかのように良くしてくれます。例えば私がなかなか銭湯に行けてない時にふと電話をくれて、絶対死んだらあかん!とか熱い電話をくれる人もいます。もちろん私に死にたい願望はありませんが、とても嬉しいことだったと記憶しています。私のホームの常連さんは見ず知らずの外人さんや、見ず知らずの新人が来た場合、気さくに誰からともなく話し始め気を配り気にしてあげる。なぜなら新人の人は右も左も分からない場合があるし、ここには変な人がいないかな?とか色々ビビって気を使いあまり楽しめていないような気がするし、おこがましいかもしれないけど知ってる人は知らないであろう人に教えてあげる。そんな図式が私のホームの銭湯では当たり前になってます。とてもいい銭湯だと思います。さて銭湯の常連さんは、新しいお客さんが来たらどうあるべきか!?を考えています。今日、私は隣の県の某銭湯に行きました。1、2回行ったことのある銭湯でした。私は絶句しました。常連さんのマナーの悪さ。。。2人用の小さな水風呂の周りに浴槽を塞ぐかの様常連さんが5人も溜まる。だから水風呂に入れない。それを分かっているかのように嘲笑われた。常連さんの中には刺青の入った人もいて威圧感もありました。5人中2人は15分水風呂に浸かって、後の3人は水風呂に縁に腰をかけまるで知らない奴には水風呂を使わせないぞ的な感じを感じました。サウナ室の目の前に水風呂はあります。6人程度しか入れないサウナ室で5人は1時間程度誰にもサウナには入らせず自分達だけで気の済むまでサウナを堪能し、ざわざわと浴場をあとにした。彼らに罪の意識は感じられませんでした。当たり前。OHMYGOD!また私は自分の価値観に問い合わせる。私は弱い。この雰囲気を切り裂く切り裂き魔にはなれずまるで産まれたての子鹿のように銭湯を後にしました。また、私は自分に問いかける。自分はまだまだ偽善者の一員なのかと。日本の父ちゃんは強いんだ。舐めてるやつは全員いってもーたれー。って誰か私に言ってくれないか?少しだけ勇気に変わるだろう。万の力と書いて励ますか。誰か励ましてください。今夜も風呂後のコーヒーギュウニュウが旨いこと。