ローヤ柿16番 バランスの悪い実を落とし、実について考える | 盆バカひこさんのとことん盆栽道楽

ローヤ柿の・・・

 

16番です。

 

実が生ったことは生りましたが・・・

 

コッチから見ようが・・・

 

コッチから見ようが、バランスが取れないので・・・

 

サッサと諦めて落としました。

 

なんか身軽になりました。

 

と、ここでちょっと実についての考え方を書きたいと思います。

 

なにかというと、実の大きさの話です。

 

私なんかがやっている小品でも比較的に小さい部類の小品盆栽の場合、「形小想大」(こんな字で良かったんでしたっけ?)という、小さいながら巨樹にも思えるという盆栽の基本概念からすると、当然に実が小さい方が樹が大きく見えるという理屈が成り立ちます。

 

だから、一般的に「小実」が好まれます。

 

でも、一例を挙げれば、「小性梅」というすごく小さい実の梅もどきの一種がありますが、あれを好む人は少ないと思います。

 

それは、実そのものの、さらには盆栽としての「存在感」がないことが原因と考えています。

 

今回取り上げたローヤ柿も樹の大きさに対して、実が大きいよいうに見えます。

 

でも、見方によっては、実に迫力や存在感があることで、樹を引き立てるという側面も持っているんじゃないかと考えます。

 

だから、単純に大きさだけで考えるのではなく、実を着けた樹としての完成度というか存在感によって判断されるべきものなんじゃないのかな、と思うんです。

 

と、今日はゴタクを並べてしまいました。

 

勝浦ツーリングでちょっと疲れたんでしょうね。

 

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