雪のチラつく寒い中、立春盆栽大市で見かけたこの鉢のことは先日アップしました。
説明のシールには「松平家白磁六角」(これホントは八角ですが)とありました。
で・・・
これと同じじゃんと思ったわけです。
今回は、その真偽を確かめておこうと・・・
この「松平家に生きる珠玉の名品」を開いてみました。
すると・・・
ありましたありました。
「白高麗木瓜式」(しろこうらいもっこうしき)とあります。
私も確か朝鮮ものだったと思っていたので、確かにそのようです。
ちなみに、これは本当は「鉢」じゃないんです。
底の穴は「後穴」で、後世に開けたものだから。
文様は、ガンダーラ彫刻といか、摩崖仏みたいな感じの陽刻です。
いずれにしろ、この本に出てくるものは、なにしろ古い確かなモノだけなので、ちょっと嬉しくなりました。
喜びついでに・・・
この古い梨皮泥の鉢を見つけ・・・
またも、ムフッとした次第です。
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