火曜日の朝は休み明けで少し鬱。
昨日は子供と一緒にデパートで
小さなパフェを食べたっけ。
耳鳴りみたいな空気の振動が
寝ぼけ頭を起こした。
くる。
いつもの感覚。
少しの波の後に大きなうねりが。
子供部屋に飛び込み覆い被さった。
この世の終わり。
あれから23年。
幾度となく足を運んだ先は
まさにこの世の終りだった。
誰もが必死だった。
誰もが絶望を知った。
ただ前を向こうと皆が思えるまで
どれほどの時間がかかっただろ。
痛み悲しみを少しでも癒すのに
どれほどの時間がかかっただろ。
口をつぐみ耐えた時間が。
あれから23年。
決して癒える事の無い痛みを
決して薄れる事の無い思いを
誰もが心に仕舞って耐えてきた。
なのに。
どうして乱すの心を。
どうして呼び覚ますの思いを。
誰もそんなの望んでないのに。
誰もそんなの欲してないのに。
あなたのせいじゃない。
偽りの名の樹。
あれから23年。
人の驕りが飾り付けた
世界一のクリスマスツリー
アテの木は静かに見つめ
アテの木は静かに伐られた。
そこには嘘だけが残った
そこには憎しみや痛みだけが残った。
そこには世界一という言葉だけが残った。
誰もそんなの欲しくない。
心あるなら
あなたの言葉で拭ってよ。
片付けていってよ、
こんな気持ち。