今日、僕はあなたを卒業します。


気付けばいつの間にか15年。
長いようで短いような15年。

いつも一緒だった。
辛い時はあなたの優しさに助けられた。
嬉しい時もあなたと共にあった。
苦しい時、楽しい時、いつだって一緒だった。


振り返ると、いろいろなことが走馬灯のように浮かんでは消える。

八幡の池で、先輩に連れてこられたあなたに出会ったのは中学1年のころ。

戸惑う僕に、一歩踏み出す勇気を与えてくれた。

想いがすれ違い、半年ほど距離を空けた事もあった。

また出会った時、少し後悔したけれど、でも、やっぱり僕にはあなたが必要だった。

あなたはいつだって、荒んだ僕の心を癒してくれた。

眠れない夜、いつもそばにいてくれた。

思えば、僕の青春時代を、あなたはずっとそばで見守っていてくれた。



正直言うと、お別れなんてしたくない。

でも僕は覚悟を決めた。
いつまでも、あなたに頼って生きていてはいけないって気が付いたんだ。





だから…。







だから、今日、僕はあなたにサヨナラを伝える。


サヨナラだけど、アリガトウ。


たくさんの想い出をアリガトウ。






もしかしたら、また君に出会うことがあるかもしれない。
10年後か、3年後か、もしかしたら3日後かもしれない。





でも、その時まで…。



バイバイ。











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白糸の滝
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音止めの滝
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富士山本宮浅間大社にて
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取材
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ヒラメ
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友だちの息子さんの運動会
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静岡ちらし(葵タワー)
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寿司(葵タワー)
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コーヒーとカフェラテ
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喉が痒くなるタルト
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藤枝 麺や玉蔵
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一号
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三号
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玉蔵なんとか
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おしまい
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日曜日は、掛川の友人である渥美の結婚式に参加した。
なんか、まさか⁉って感じだったけど、意外としっくりきちゃうから不思議だ。
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披露宴、二次会、三次会と出たから結構ヘロヘロだったけど、掛川の同窓会みたいな感じでみんなでワイワイオラオラ祝ってきました!



二次会は100人以上来たのかな?
ヤンキーが結婚すると人がたくさん集まっておもしろい。

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まぁ、なにはともあれ、
渥美、おめでとーっ!
末永くお幸せに。
ワガママ王子だから奥さんは大変だぁ!



おまけ。
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よっちゃんを発見。
よっちゃんも来年結婚だとか!

久々に、うまい酒を飲んだなぁ。
来年は、結婚式が多くなりそうだ。
お財布的には厳しいけど、やっぱ呼んでもらうと嬉しいもんだ。

人が幸せな顔してると、こっちまで幸せになるぜぃ。




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俺は24時間テレビがあまり好きではない。
お涙頂戴的な展開も嫌いだし、
かわいそう、がんばれみたいな上から目線な演出も苦手だ。

でも、


でもだ。


3億近い募金って、どう考えても凄い。凄すぎる。

普通にやってちゃ絶対集まらないし、
世間も意識しないと思うんだ。


ある漫画でこんな台詞があった。



『やらない善よりやる偽善』



まさしくそうだと思う。
いやらしい話、企業イメージがいいからスポンサーもバンバン付いて、テレビ局はウハウハだろう。

でも、それによってたくさんの募金が集まるのは事実だし、
世間の意識が変わるのも事実。



番組自体、善か偽善かはわかんないです。
ただ、どんな意識であろうと、やった者勝ち。
結果が物語っている。

俺も、コンビニ募金額が増えたし、そんな人、結構多いんじゃないかない?

聖人君子でもあるまいし、常日頃から意識するのは難しいと思う。
だけど、24時間テレビを見たときだけ募金したって、それだって立派なことだしすごく意味があることだ。

そう考えると、あくまで好きではないんだけれど、
素晴らしい番組なんだなと思う。
来年も再来年も、変わらず続いていってほしい。




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残暑見舞い申し上げます。

みなさん、暑い夏の夜いかがお過ごしでしょうか。
エアコンが苦手で、眠れない夜を過ごしている、紳士淑女もいることではないでしょうか。

今日は、そんな暑くて眠れない夜をほんの少し涼しくする、そんなお話をしたいと思います。








2006年11月か10月ごろの出来事。

当時、僕は暇の極みにいた。彼女もいない、友達も少ない。
することと言えばパチンコくらいで、忙しい仕事とバイトの合間を縫っては、諭吉さんを意味なく消耗することに精を出していた。

それでもたまに、月に一、二度くらいのペースで買い物に行ったりクラブに行ったりする、Kという友人がいた。

Kは、FUJIWARAのフジモンやサッカーの岡崎に似た、イケメンとは程遠いが、気の合ういいヤツだ。

ちなみに、Kヤバいフラグが立ってるっぽいけど、全然そんなことはないから安心してほしい。


その日、詳しくは覚えていないのだが、なぜか紅葉が見たいと急に思い立った。
遅めの朝飯を無理やり味噌汁で流し込んで、前日の抜けない酒をどうにかしようと思ったことは覚えている。

早速Kに電話をし、無理矢理紅葉に誘った。Kはどこかに出掛けるのが大好きなヤツだから、眠たい声ではあったが、二つ返事でオッケーとのことだった。

彼女がいない20代半ばの男が2人で紅葉ってだけで、すでに背筋が寒いというのは触れないで頂きたい。

軽くシャワーを浴び、前日から残った酒を少しでも体外に放出する。

いそいそと適当な服を来て出掛けるのだが、香水を一振りしたのは、頭の中に微かな山奥での何かに対しての期待があったのかもしれない。
わけありの寂しげな女性が頭に浮かんだ。未亡人か?


Kと合流したのはすでに昼を少し回っていた。目的地に悩んだが、あまり近場でも面白くないということで話し合った結果、寸又峡に向かうことになった。
金嬉老事件で有名なあの寸又峡だ。

道中、Kのバカデカいアメ車のモニターからはトランスとサーフミュージックのライブDVD。
雰囲気とは合わないが、強烈なハイテンションで50km以上の道のりを走った。


到着してみて分かったのだが、どうやら紅葉の時期を少し外していたらしく、期待していたような赤く色付く山の様子は見られなかった。

「まぁせっかく来たし、少し歩こうよ」ということで、温泉地に車を止め、山の奥へ向かうことにした。
すでに時間は4時近くなっており、山奥独特の陽が沈む前の寂しさが漂っていた。
それでも僕らが歩みを進めたのは、意外なほどの観光客の数にどこか安心していたからかもしれない。

結構な距離を歩いたのだが、妙なテンションのおかげか、不思議なほどに疲れは感じなかった。
有名な夢の吊り橋を渡る時は、周りのカップルも赤面してしまうほど、僕とKはイチャイチャしていたのは言うまでもない。
思い出したくもないのだが、僕は「ちょwwwwあんまり揺らさないでwwwww」などとKに向かって叫んでいた。
いや、ホントに怖かったんだ。
美しいはずのエメラルドグリーンの湖面に吸い込まれそうで…、何か僕を呼んでいるような気がして…。
思えば、そこで感じた違和感で、素直に引き返していればよかったのかもしれない。


すでに陽は傾きかけていたが、そのままさらに奥へと進む。
ちょうど折り返し地点に休憩所があり、眼下に望む少し赤く色付いた木々を眺め、「こういうのも悪くないなぁ」なんて喋っていた。






ついつい語りこんでしまい、気付けばいい時間。
あれほどいた観光客も、見渡す限り一人もいなくなっていた。
予想していた山より赤く染まった空の下、急いで帰路に就く。






はっきりと違和感を感じたのはこの辺りからだった。




奥の橋を渡るとき、軽い気持ちで下を覗くとおそろしく高い。
同時に、足元がフワリとなる。地に足が着いていない感覚。怖くて足がすくむと言うより、本当に浮いたような、そのまま谷底へ吸い込まれそうな…。
気付いたら橋のど真ん中を歩いていた。ど真ん中を歩かなければいけない気がした。

後ろを振り返ると、Kも真ん中を歩いている。よく見ると、顔色が恐ろしく悪い。

気付けば、二人とも会話はなくなっていた。
辺りはすっかり暗くなり、聞いたこともない動物の声が響く。
嫌だなぁ嫌だなぁ、怖いなぁ怖いなぁと稲川淳二ばりに呟いていると、突然、



ガサガサガサ!



っとすぐ隣の藪が動いた!Kは走り出し、僕はパニックになり、両手を広げて威嚇のポーズを取る。完全に正気じゃなかったと今なら分かる。だって、孔雀が羽を広げる様に、真剣に見えない何かに向かって威嚇していたのだから。

とりあえず、何があってもお互い裏切らないという約束をしてゆっくりと歩く。
ゆっくりと。
確実に。

背後に迫る闇は、もう振り返る事を許さなかった。
なぜか、振り返ってしまったらもう一度前を向けない気がしていた。

何分くらい歩いたのだろうか。最初ゆっくりだった足取りは気付けば早足になっていた。
今すぐにでも走り出したい。
そんな衝動を抑えたまま、
途中の不気味なトンネルを抜けた。すると、一気に背中のプレッシャーがなくなった気がした。

それはKも同じだったようで、それまで無言で歩き続けていたのだが、「一服しようか」という台詞が出るほどだった。
そのときはその言葉に安心したのだが、よくよく考えればそれが一番怖かった。
お互い一言も交わさずに歩き続けた。そんな2人が、同じタイミングで安心するなんてまずありえないからだ。

やはり、振り返らなくて正解だったのかもしれないと今では思える。
お互い初めて後ろをふりかえったのは、トンネルを抜けた瞬間だったのだ。
そこが、何か別世界との境界線だったのかもしれない。


妙なプレッシャーもなくなり、あと少しで温泉街。もう何も怖い事はないと思い歩いた。
随分足取りは軽くなっていたと思う。

山道の入り口が見えた。土産物屋の光も見えた。

と、同時に視界の角で何かが動いた気がした。
外灯もないので、鳥目の僕にはほとんどソレが何なのかすぐに確認できなかった。
形を潜めていた恐怖感が蘇った瞬間だった。

モゾモゾと動く何か…。
気のせいではない。
背筋に冷たいものが走った。


だが、よく見るとソレは人だと分かった。どうやら三人いるようだ。
頭の中で、何か得体の知れない物を想像していたためか、人だと分かり少し安心した。

いや、人に会えた事で、やっと戻ってきたんだと思い、嬉しくさえあった。
……そのときは。

三人組は、どうやらおじさん、おばさん、おばあさんという組み合わせのようだ。

「こんばんわ」と声をかける。
狭い道ですれ違うし、時間も時間だ。変に警戒されてもいけないと思った。
おじさんが、少しこちらを向いて、軽く会釈をしたように見えたが、明確な返答はなかった。

そんな事よりも、僕らは早く明かりの元まで戻りたかった。
もう100mも歩けばゴールだ。
長かった冒険も終了だ。

そこからはただ一本道。
山道の入り口には胸ほどの高さの柵がしてあり、僕らはそれを乗り越えて、ついに、土産物屋に到着したのだ。

無事に戻ってきた。




土産物屋のおばちゃんは、
「あれま、柵がしてあったでしょ?こんな遅くに戻ってくる人がいるとは思わなかったわ」と笑った。
僕らもすっかり安心して笑った。
………。











そう、確かに柵がしてあったんだ。







足元がおぼつかないようなお婆さんには、簡単には越えられない高さの柵が。


思えば変だ。


僕らがようやくの思いでふもとに戻ったのは7時を回っていた。

当然辺りは真っ暗。

その先には何もないのだ。

あるといったら吊り橋と不気味なトンネル、最奥の恐ろしく高い橋ぐらいだった。

決して、大人の足でも簡単ではないルート。

しかも、外灯はほとんどない山道。


ここでまた1つ気が付いた。

僕がふもとに下りてきたとき、三人組をなぜすぐに人と認識できなかったのか。


暗闇だから?

鳥目だから?


違う。そうなんだが、違う。






持っていなかったんだ。

誰一人。

そんな暗闇の中、懐中電灯を。





あれが、なんだったかは今でも分からない。
だが、少なくとも普通のハイキングではなかっただろう。

どうやって柵を越えたのか、越えさせたのか。

一体、どこへ何をしに向かったのか。

暗闇の先の漆黒へ消えていった三人は。







ただ、少なくとも幽霊などではないと思っていた。
信じない人もいると思うが、僕は何度か幽霊に遭遇している。

その時の感覚からして、多分違うと思う。



ただ一人、
お婆さんだけは表情が思い出せない。
というよりも、おじさん、おばさんの後ろに、お婆さんがいたという認識しか残っていない。



もしかしたら、あれは……。










まだ、もう少し続くのだが、
そんな状況でも僕らは温泉に寄った。


ゆっくりと湯に浸かり、疲れを癒して帰路に就く。

温泉の番頭のお爺さんは人懐こく、しばらく話し込んだ。

掛川からだよと伝えると、今は掛川からも来やすくなったと。
どこどこにバイパスが開通して、どこどこの道が広くなったと。

他にもいろいろ話したのだが、まったく話は噛み合わずに、また明るい時にくるよと伝えて、寸又峡を後にした。










後日、いろいろと気になる事があったので少し調べてみた。


お爺さんと話が噛み合わないわけが分かった。
お爺さんの言っていた話は、
すべて、10年以上前の話だったのだ。


あの山奥の秘境で、時が止まっていたのだろうか。
僕らがどこかに迷い込んでいたのだろうか。





もう1つ、
寸又峡最奥の高い橋は、
今でも、
毎年飛び降りる者が後をたたないようだ。

















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