医師になったころは、研究するなんて夢にも思ってなかった。

それが、ひょんなことから5年目から研究生活、いつの間にやらNYCにまで来てしまった(笑)


【これまでのいきさつ】

昨年6月ごろに、論文をやっと完成させることができて、次のステップを考えていた。

もちろん、そのまま残ることも可能だったのだけど、キャリアとしてもそちらの方がプラスだったかもしれないけど(前ラボは肝炎領域だと日本でたぶん3本の指に入るし)、伸び悩んでいる自分を自覚していた。


環境を変えなきゃならない、自分の直感はそういっていた。だから、留学先を探し始めた(国内には魅力的なとこなかったしね)。


感染症と免疫の領域で探していたのだけど、行きたかった3箇所は断られてしまった(>_<)

やっぱり日本人が突撃して受け入れてくれるラボはあまりないと思う。いくつかの、これまで日本人が頑張って成果を出して、良い印象を持っているところが受け入れてくれるのでないかな。


12月になっても決まってなくて、どうしようかと思っていたら、2か所からSkypeで話しましょうというお話を頂いた。2か所ともに好感触で、ボストンの方はFellowship取れたらの条件付き、NYCの方はオッケーの返事をいただいた。


これが3月末、そこからはバタバタ(笑)。出国のためのPaper Workをこなし、現ラボの引き継ぎを少しずつ行い、さらにFellowshipを出しまくりました(^O^)


そして7月5日、ついに来ましたNYC!!!


【NYC最初の1週間】

到着翌日、翌々日は、物件探し。

最初の2週間はサブトレットというシステムを使って、マンハッタンにお部屋を借りました。

だから2週後に移れるように、物件を探して契約を済まさないとね(ー_ー)!!

いろいろ見たのだけど、やはりマンハッタンは高い!!! そして状態の悪い物件が多い!!!

それに対してニュージャージーは安全だし、良い物件が多いし、しかもFort LeeからColumbia Med.は無料バスが出てる♪

というわけで、Fort Leeに決定(^O^)


月曜日からの1週間は怒涛の1週間でした(*_*)

受けた印象としては、実験手技は困ることはない。というか、これまで叩き込まれてきた実験レベルが高かったことを痛感(いやぁ、前ボスに感謝ですね)。問題はコミュニケーション。そして現ボスの要求レベルの高さ。

現ボスは、ボスになりたてだから、結果が出なければつぶれるしかない。それは、自分も同じで、今回、ここで結果を出さないと、先はない。もはや一蓮托生になっておるのです(ー_ー)!!


彼の要求レベルをこなすのは、日本の環境ならできるのだけれども、NYCではいろいろ難しい。制度が違くて、制限も多い。そして一番の問題は英語ですね。グループでディスカッションできるレベルにならんと。


あ~、しばらくもがかないと、あがかないと、脱皮せんといかん。