＠ 小春２

チャスタックンどぇす




皆元気かい？







そーいやー今週末、東京は桜満開になるらしーね


まぁ～この寒さで桜が咲くんかどーかは謎やけどね(笑)






｢桜｣っていったらやっぱ｢花見｣やね





もぉ～今や日本の伝統行事！
って言っても過言ではないよね花見



オレ的には｢こどもの日｣の次くらいに好きな行事の1つやもんね花見






花見ね


いいよね花見






カップルでデートで花見っつーのも大人数でやるのとはこれまた違って良かったりするんよね








こぉ～さ、






カップルで花見行く約束とかしちゃってさ、





｢じゃ～私お弁当とか持ってくね｣とか彼女が言ってくれてさ、





彼氏気合い入れて場所取りとかする訳よね、












前日入りで






前日の井の頭公園で敷物ひいてさ、





持ってきた寝袋で寝たりする訳よ、





ぐーすかーぐーすかーってね。







でも春って言ってもやっぱ夜中は寒い訳よね、





で、あまりの寒さに彼氏起きてしまうんよね、






可哀想に彼氏。凍えとるんよね。






凍えながらさ、目の前にある桜の木眺めよったら、





彼、だんだん不安に駆られていくんよね、






｢あまりの寒さに明日起きたら桜の花が全部散ってしまっとったら…どないしよ…どない｣て。





彼、心配性やけんそー考えれば考える程不安になってってさ、




自分の寝袋を桜の木に着させるようにして一生懸命暖め始める訳よね。




健気！その姿、健気！！






その内、風も強くなってきてさ、




彼、これ確信するんよね。





｢あ、こりゃ散るぞ｣と。







風どんどん強くなってきてさ、




雨も降ってきたりしてさ、





もう嵐よね。







それでも彼は彼女の喜ぶ顔が見たい一心でどしゃ降りになるのも構わず暖め続ける訳よね。






もう止めればいいのに。






｢小春ぅ～！｣






あ、小春ってゆーのは彼女の名前ね






｢小春ぅ～！小春ぅ～！！｣





吹き荒れる嵐の中で彼は彼女の名前を叫びながら懸命に懸命に桜の木を支え続けるんよね。






もう止めればいいのに。






でも、さすがの彼も自然の前には成す術もなくついには力尽きてしまうんよね…。






で翌日よ。







彼が目覚めると、彼の周りにはたくさんの人だかりが。




その人だかりの中からひょっこり顔を覗かせる小春。




彼は再び遠のく意識の中で小春の眩し過ぎる笑顔を見てこう言ったんよね、













｢…あ、満開｣





って








彼をそっと抱き締める小春。





小春｢小さい春…見つけた｣





周りの人の拍手喝采。










ん～～

えーー話やね



｢花見｣って～一体何をもって｢花見｣って言うのでしょうね？




貴方の中の｢花見｣とはなんですか？








でわ、また｢小春３｣で








ばいちゃ