子供が生まれるまでの行楽地でのランチは

昭和の行楽地の定番

駅の立食いうどん、そばのような

「うどん」

たぬきうどん
すうどん

を食べていました

慣れない郷土料理などに手を出すと
口に合わず

絶食になりかねませんから

ある意味

安心安全の

「うどん」

業務用うどんの汁はみな同じだったのでしょう

それ以上もありません
それ以下もありません

それが安心安全

(笑)

昇仙峡でも

昔はどこで何を食べたのか全く思い出せません

いつも「うどん」でしたから記憶に残しようもありません

(笑)

最近は郷土の味をいただくようにしていますが

残さないですむようリサーチしてから行きます

(笑)

ここのイワナは

800円

綺麗に焼き上がった
イワナが
たくさんトレイに並んでいました

そして

そばには炭火から煙が上がっていて

オーダーが入ると店主のおじいさんが
トレイからイワナを取り出し焼き始めます

二度焼きです

行楽地のイワナの塩焼きがパサパサのモゴモゴなのは

これが原因なのですね

それでもここは二度焼きが終わるとすぐに運ばれますから

まだましです(笑)

くし刺しのイワナの塩焼きは

二度焼き後

何時間そこで
炙られ続けているか
わかりません

パサパサ
モゴモゴ

にもなります

ですが

ここは

二度焼きの焼き立てです

良心的(笑)

ということを確認後オーダーしました

パサ
モゴ

程度でいただけました

大きなイワナでした

養殖でしょうね

(笑)

私たちは特等席でした

ご夫婦とおばあちゃんだけでパニくる店内

「今は案内できない」としどろもどろで

黙り混む主人を尻目に

片付けのすんでいない特等席を指差し次女が

「そのままあそこに座って待ってても良いですか?」と

「それは大丈夫です」


ちゃっかり了承を得て着席

手のまわらないご夫婦を手伝って食器を下げ

(笑)

店内が落ち着くのをまってイワナをオーダーしました

絶景を眺めながら美味しいほうとうを頂きました

怖い顔をしていた店主のおじいさんに

「ほうとうも、イワナも美味しかったです」と声をかけると

おじいさんも、おばあさんもニコニコの優しい笑顔になりました

きっと30年前も営業していたであろう古いお店でした