古く
古代ギリシャ
・ローマ時代には
すでに
野生種のバラを
観賞するため
栽培していました
*
先日
次女と見ていた
NHK世界史講座で
バラの歴史を語る上で
大切な
古代ギリシャ
・ローマ時代の
皇帝が
大量のバラを
降らせた
饗宴を楽しむ絵画
が、紹介され
驚きました
*
次女の
担任は世界史教師
知識が広く
こぼれ話をよく
してくれるそうで
この時代の
バラに熱狂した
暴君
・ネロ
・ヘリオガバルス
など
についても
話しをしてくれる
そうです
*
バラ栽培の
過程で
自然交雑や突然変異
などにより
新しいバラが誕生し
その中から
優れたバラを選抜し
現在
“オールドローズ”
と言われるバラが
誕生しました
*
オールドローズは
西洋絵画
陶磁器
などにも描かれる
優しく
儚げなバラ
*
18世紀~19世紀
になると
ナポレオン1世の
皇后だった
“ジョゼフィーヌ”
は
子供ができず離縁
その後
バラのパトロンとして
園芸家
種苗家
植物学者
を集め
マルメゾン宮殿で
本格的な品種改良を
行わせ
現在も愛されている
素晴らしい
オールドローズが
たくさん
誕生しました
*
このとき
植物画家
“ルドゥーテ”
も雇われ
『バラ図譜』
を出版
芸術的だけではなく
植物学的
園芸学的
にも高く評価され
この図譜が
後々の
バラの品種改良に
大きな力
となりました
*
そして
1867年
フランスのギョーにより
・完全四季咲き
・大輪
・花付き良い
・株立ち
の
ハイブリッドティー
第一号
『ラ・フランス』が
誕生
*
ラ・フランス
以降に
作出されたバラを
“モダンローズ”
*
『ラ・フランス』
以前に
作出されたバラを
“オールドローズ”
と言います
*
オールドローズは
多くの系統に別れ
性質は
系統や品種で違います
*
写真は
1860年フランス
コンテ・ド・
シャンボード
*
繊細で
はかなげな花姿は
梅の木に
自然に馴染みます