相変わらず
右腕は絶不調のまま
病院へ行っても治らず
やんなっちゃう日々![]()
そんな意気阻喪な時に
嫁さんから慌てた様子で電話が入る
「もしもし」
「今日市役所から手紙が来てて」
「今開けて中 確認したらエライ事になってる」
「・・・・・・・・」
「どんな感じ?」←他人事
嫁さん少し怒り気味に
「帰ったら詳しく話すわ」
「ガチャ」
帰ってから話すなら
電話すんなよ
って思ったが
口にしたら 殺されるので
ここは不承不承ながら黙っておこう![]()
しかし
一体 何が書いてあったんだろう
嫁さんが帰ってくるまで
気になってしょうが無い
が
焦ってもしょうが無い
一旦 昼寝をする事に(最低)
子供達が帰って来る前に
激痛と闘いながら
午前中に干した洗濯物を取り込む
これもリハビリだ
自分にそう言い聞かして
体に むち打つ←昼寝はちゃんとする
夕方
嫁さん帰宅
いつもの明るさが無い
明らかに何か悩んでいる顔だ
恐る恐る 問いかける
「市役所 何て?」
「夜 ゆっくり話すわ」
いつもより1オクターブ低い声で
不安延長を言い渡された![]()
夜
子供達も自分の部屋に行き
夫婦二人
晩酌しながら←僕はノンアルコール
話が始まる
「医療費の事だけど、、、」
まぁ大体はお金の話だとは
予想していたが
僕の場合医療費免除のはずだけど
どういう事だろう
「医療費がどうしたの?」
「医療費は免除のはずだろ」
「それが、、、」
「担当先生に労災事故って事伝わってなくて」
「うん うん」
「市役所が一旦支払った医療費を返還してくれって」
つまり
今回にかかった医療費の
手術代・入院費などは
本来であれば
労災保険から支払われる所
労災認定事故の事実が
担当医師に伝わっていなかったので
市役所の福祉医療費から支払われていた
なので
市役所としては、一度その費用を返還し
改めて
労災事務所へ請求・支払いをしてくれ
との事だった
「で、費用は幾らだったの?」
「約 一千万円」
今週のビックリ・ドッキリメカ発進だ
イヤ
やってまったマンだ
「い、一千万円?」
「うん」
アイタタタた
「仮払いだろ?」
「うん」
うんうん星人に なってしまった嫁さんに
「まぁしょうが無いじゃん」
「一旦 返して戻って来るのを待とう」
実際 払うといっても
仮払いなのでそこまで悩む事でも
と 思ったが
嫁さんは超慎重派
石橋を叩いて確認しても
渡らないタイプだ![]()
「もし戻ってこなかったらどうしよう」
確かに
そんな事は無いとは思うが
万が一と言う事も有りうる
しかし二人で悩んでもしょうが無いので
「大丈夫だろ」
一抹の不安は残るものの
この言葉しか出なかった
それでも嫁さんは
「もう一度 市役所と労災に確認する」
石橋さんは流石だ
僕は
「そうだね そうしてくれる?」
すんなり全権を嫁さんに委ね
何事も無かったように
毎晩の右腕のマッサージを頼むと
「今日は疲れたから寝る」
あっさり断られた![]()
この日から
労災事務所と市役所との
交渉合戦が始まった![]()

