25日
この日はなんと、友人でありエルグ長でもあるセシリア・トクワンさんが危篤になってしまいました。
朝からダッシュでお見舞いに向かうリビー。
移住してきて初めての友人が、死の床に着いている…。
リビーは胸を痛めます。
苦しそうに話すセシリアさん。
この人がいなくなってしまったら、いったいうちのエルグはどうなってしまうのだろう…
という一抹の不安を押し隠し、リビーは
「えぇ。心配しないで」
と彼女を安心させました。
しかし、このときリビーは、彼女が生半可な気持ちでリビーに後を頼んだのではないということに気づいていませんでした。
この後、オスカー主導で西公園へデート。
いつもより元気のなかったリビーに、オスカーが嬉しいひとことを言ってくれたので記念に…☆
26日
アラクト教会前でトクワン家の葬儀。
リビーにとってそれは、移住してきて初めて立ち会う友人の葬儀でした。
「セシリアさん、お疲れ様でした」
リビーはひとり、胸の中で呟きました。
「島に来てからすぐに仲良くなってくれたセシリアさん。年は離れていたけれど、わたしはとても大好きでした。
もしかしたら、あなたに祖母の影を見ていたのかもしれないな…」
とリビーは彼女との思い出に思いを馳せるのでした。
遺されたのは、夫のダレンさんと娘たち。
ユードラちゃんとジャクリーヌちゃん。
まだ4歳なのに、とても強いんだね。
でも、大人を頼ってね。
同日、子供たちの試合、いむ剣士杯がありました。
オスカーはよく子供の試合に観戦に来ています。これで優勝したら、「いむの守護者」になるのかな?
この年のいむカップの優勝者はマリエッタちゃんという子でした。
29日
朝から各エルグでの交還の仕事、夕方から仕事納め。
エルグ長不在のためか、どちらのイベントもありませんでした。
バスの砂浜で訓練しているオスカーにプレゼントを渡しました。
その姿を見つめるリビーは、
と感慨深げです。
この2年間、ひたすらオスカー殿下!という感じで、多少辛い日々もありましたが、悔いはありません。
プレイヤーも、しみじみと思い返しています。
大好きなふたりなので、幸せにしてあげたい気持ちでいっぱいです。
でも、新年を迎える前に、大事なイベントが残っていました。
30日
エルグ長選挙です。
なんとリビーは立候補していました!
年配の男性ふたりに挟まれて挨拶するリビー。
結果発表まではこの画面範囲からは出られない!!
ありがとうウィロちゃん!ちょっとのあいだ、画面が華やいだよ!
そしてついに結果発表のときが!
これでリビーが当選したら、オスカーと一緒にエルグ長邸宅で暮らすことになるのだろうか…!!
などど考えているあいだにも、その瞬間は刻々とやってきました…!
リビーおめでとう!
12票獲得で、みごとエルグ長になったリビー。
今は亡きセシリアさんに、「あとは頼んだよ」とお願いされていたけれど…
まさかほんとにエルグ長になるなんて夢にも思わなかったリビー(と、プレイヤー)です。
と決意を胸に刻むリビーの姿がありました。
プレイヤーとしては、こんなドラマ性のあるゲームだったなんて!と、ここにワーネバの魅力を見たように思います。
来年は、どんなことが待っているんだろう…
と、期待に胸を膨らませて空を見上げるリビー。
しかし、思いもよらないことが次々に起こる一年となることを、リビーはこのとき知る由もなかったのでした。
(つづく…)