簿記検定を受ける人は、簿記2級なり3級なりを取得することで、履歴書に箔をつけたり、実務的に役立つとのではないかと思っているの方が多いです。




確かに、昔からのソーラー発電の補助金制度については、社会的認知度も高く、その実用性はだれもが認めるところです。




実際に簿記2級以上であれば、大きな会社、有名な会社にもある程度通用します。(※個人的には大きくて有名な会社がいいとは思いませんが、この辺の話は主旨とズレるので割愛します^^;)




ですので、簿記取得が目標なら、それに向かって頑張るのは意味が大きいのは間違いありません。




一方で、この簿記を『損保ジャパンの地震保険』とみなし、試験に臨む人たちもいます。




それは、“税理士”や“公認会計士”を目指す人たち。




これらの資格を目指す人たちがまず受けなければならない試験、それが簿記検定なのです。




簿記が目標のほとんどの人達は、2級まで取得すればそれ以上上は目指さないのが普通。




しかし税理士・会計士志望の人はその上の1級まで取ってから、それぞれの本試験に臨むことが多いです。





先日も述べたとおり、簿記を取得するには専門学校や通信教育で“習う”ことと、“自学自習”の2パターンの道があります。


“習う”場合は、あまり深く考えずに順番に沿って学んでいけば問題ありません。


どうしたらいいかわからないという方は、やっぱり習って一歩ずつ進むのが、実は近道なのは間違いありません。


一方で、“自学自習”の場合は、少し工夫をするとグンと伸びます。


まず、一通り学習を『流し』でやります。


ポイントは完全に覚えようとしないことです。


そして、その後は過去問をひたすらやり込みます。


問題を間違えて解答の道筋を学ぶことで、うろ覚えのところがスパンっと頭に入ってくるのです。


ただし、ある程度知識がついてからに限ります。


『流し』でも過去問に取り組んだ後の解答の意味がわかる程度まではひきあがってないといけないからです。


自信がない人は“習う”方向でやるのが、やっぱり一番早いです。


簿記が有名で使える資格だというのは知っているけど、どう勉強したらいいのかわからない…という人も、実は多いと思います。


何かの勉強をスタートする時には何でもそうですが、この低いようで高いハードルを、まず越えることが資格ゲットへの大きな一歩となります。


商業高校などではカリキュラムにばっちり加えられているので、それに沿って勉強するだけで合格への道がひらけます。


しかし、そうでない一般社会人や大学生などでは、「何から始めようか…」というのをとりあえずは考えなければなりません。


一つは“専門学校に入ること”でしょう。


やっぱり誰かに習うことが一番効率性が高いです。


ただし、簿記2級程度までなら自学自習をお勧めします。


そこで、もう一つの方法は“参考書などで自習”となります。


簿記は人気資格だけあって、参考書もいいものが多く用意されています。


順番にこなしていくだけで合格の力を付けることは十分可能です。


1級以上、そして会計士や税理士を目指すなら専門学校に行くべきでしょうが、それ以下ならお金をそれ程かけなくても取れるお手軽資格なのです。



簿記は普通「商業簿記」と「工業簿記」に区分されています。

「工業簿記」は、主に製造業で用いられる簿記のことで、製造業とは、材料を仕入れて、機械などを利用して製品を製造、加工し、製品の販売を行って利益を得る会社のことです。


つまり、「商業簿記」がすでに完成している商品などを仕入れて販売する会社を対象としているのに対して、「工業簿記」は、材料の仕入れから製造、販売までを行う会社を対象とした簿記であるということです。


企業の経営成績や財務状態を明らかにするという目的は同じですが、工業簿記には「生産活動」に関する記録や計算、報告などが必要になってきます。


特に「原価」つまり1つの製品を作るのにどれだけの金額がかかったのかは非常に重要になります。それは材料費だけではなく、さまざまな経費や人件費などもすべて含まれます。


簿記検定では、2級・1級の試験で工業簿記に関する内容が出題されますが、特に1級では専門的な知識が問われますので、深い理解力が必要です。

簿記の検定試験は、日本商工会議所が主催している「日商簿記」が有名ですが、(社)全国経理学校協会が主催している簿記検定「全経簿記」というものもあります。


全経簿記には1級から4級のほかに、さらに上のレベル「上級」というのがあり、大企業の経理責任者や経理指導者などに必要な知識と実務能力が必要になります。


試験は年に3回(ただし上級は2回)実施され、受験資格は一切ありません。


日商簿記の1級に与えられる税理士試験の受験資格は、全経簿記の場合は、上級に合格した人に与えられます。


レベル的にはあまり差はありませんが、試験の出題内容の傾向や合格率などには、多少違いがあります。全経簿記のほうが少し合格率が高いようですね。


どちらも過去問題からの出題は少なく、その年によってさまざまな傾向の問題が出されますので、なるべくたくさんの演習問題をこなすことが大切です。


それぞれに試験用の問題集なども数多く出回っていますので、よく調べてみましょう。