数字に強い起業アドバイザー 鈴木カナコです。
今日は久しぶりにブログを更新しました。
この9月~11月の間に操業スクール系の講師を2つと、既存の事業者向けの講師を2つさせていただいているのですが、その参加者の中には他の色々な創業スクールで勉強をした上でご参加くださっている方もいます。
そこで気づいたのは、多くの創業スクールではビジョンや戦略などの定性的な視点からのカリキュラムに偏っているということ。
「原価計算楽しかったです」とか「簿記会計わかりやすかったです」という感想をいただくたびに。「今までの創業スクールでは習わなかったのかな?」という疑問が、、、、、
堅実に事業を育てるためには、ビジョンや戦略をまとめる定性的な視点だけではなく、損益の把握は資金繰りなど定量的な視点から事業計画を構築する必要があります。
ビジョンと戦略を立てて数字に落とし込む。そして、赤字が出続けるなど、うまくいかない場合はもう一度自ジョンと戦略を立て直す。これを繰り返すことで、廃業に追い込まれず継続可能な事業が可能になるのではないでしょうか。
女性は男性の2倍廃業率が高く、数字に苦手意識を持った人が多いです。
だからこそ私は、創業支援をする方にビジョンや戦略やマーケティングと同じように数字の勉強が大切なことを知っていただきたいと思います。
事業が走り出してからも、自分の会社の状況を把握し、目標を設定するには財務資料が欠かせません。
申告のためだけじゃなく、経営のために数字の勉強を創業初期のうちにしていただきたいと思っています。
この願を込めて、次年度から会員制の「経営者の数字の学校(仮)」をスタートします。
で、この企画でLED関西に応募してみようと思います。
大きなステージで、事業主自らが数字の勉強をする大切さや意味を訴えたいという思いからです。
事業が成長し、記帳を専門家に依頼するレベルになったころには、事業主の係数感覚は十分鍛えられているので、安心してアウトソーシングしてください(^_-)-☆