ここ一ヶ月の間
蜷川演出版の『滝の白糸』
劇団唐ゼミ☆『滝の白糸』

ピーターブルック演出『ザ・スーツ』
シアターコクーン『シダの群れ3』と観てきた。


小劇場の芝居をここ最近めっきり観なくなった。
自分の舞台にかかわって四ヶ月ばかり、水曜しかOFFがないので水曜にやってる小劇場の劇団はあまり多くはなく、
付き合いで観るのは本当に嫌だから数が減ってその分、高いチケットになるが一線で活躍している人の芝居を観るのはたまらなく良い。

当たり前やけど、
観たいから行く。
やりたいからやる。

しがらみやら付き合いは完全にはなくならないが、
良い距離で
付き合っていきたいもんだ。


残すところ、
『鉈切り丸』も後1週間で千秋楽。


多くの人の観たい、 楽しみたい顔に逢いたい。
大阪公演と東京公演の間で俺のしたこと、KAAT(神奈川芸術劇場)でやってる劇団唐ゼミ☆『滝の白糸』のラストのアクションをつけにいってた。
殺陣師として、デビューしたわけだ。

ちょうどその時期シアターコクーンでも
蜷川さんがやっていたので東京帰ってきて翌日に観に行ってきた。
同じ時期に同じ演目を比較して観れるという贅沢。



スタッフだけという立場で公演に携わる
のは5年振りくらいか。

二日前に無事に千秋楽を迎えられて、ひとつお仕事が終わった。


『鉈切り丸』は今日でようやく中日。

木曜の休演日をあければもう折り返しになってくる。
四ヶ月の日々がラストスパートに入ってくるわけだ。


怪我をしないこと。 させないこと。

ひとつのアクションにドラマという味付けを足して、増していきたい。
底辺から見上げても、頂上は見えない。


そこから歩きださなければ、
いつまで続くかもわからない道。

いつまでか
どうすれば
どこまでか
とわからなすぎて引き返す人の多いこと。


この道を歩くと決めて、
めったにないチャンスを頂いて尚、先の長いことを知る。


まだまだスタートをきったとこだったんだな。


ただ俺はゆっくりでも歩き続ける。
俺だけの頂上を上から見下ろしてみせる。

一生かけて追いかけるからこそ、
人の心は響くと思うから。

素敵な役者さん、スタッフさん、劇場にいて
もっと、もっとが渦巻く俺のエゴイズム。
出来ないことは出来るよう。
出来ることは、更にを深めていく。

毎ステージごとに
スタンディングオベーションを頂いて、毎度泣きそうになるくらい嬉しい。

しかし俺の事なんか誰も観ていない。
まぁ、今は当たり前かもしれんけど少しでも役を大きくなって必ず帰ってくると噛みしめる近況でした。