再開第一弾のテーマはこれ!
と思いましたが、相当マニアックなような、、、、。
でもとりあえず書き始めてみます!
BOI BUMBA(ボイブンバ)はよくアマゾンの6月末に行われる祭典というような説明をされます。
まぁ、そうといえばそうなんですが、正式にはボイブンバはこの音楽やダンスのジャンルを指していて、
この6月末の祭典の正式名称は
『Festival Folclórico de Parintins』(フェスチヴァル・フォルクローリコ・ジパリンチンス)と言います。
パリンチンスという町のフォルクローレのフェスティバルなんですね。
そして、これは完ぺきに勝敗がつきます。
まず、毎年アマゾナス州以外の赤にも青にも属さない中立な審査員が
抽選で選ばれます(抽選はテレビで生放送されたりする)
その審査員は21の点数項目についてそれぞれ10点満点で点数をつけていき、
その合計点、かつ、3日間あるので3日間の合計点で紹介が決まるのです。
この点数項目のことをITEM(イテン)と言います。
どんなイテンがあるのかというと、
大きく分けて3つのグループに分かれます。
音楽に関わるもの、ダンスに関わるもの、演出に関わるものですね。
音楽はわかりやすいですが、歌詞と音楽、歌い手たち、楽器隊などですね。
ダンスは、花形のダンサー(パジェ、シニャジニャ、クニャポランガ、
ハイーニャ、ポルタエスタンダルチ)のほか、部族の群舞などが入ります。
ちなみに私はこのダンサーをやっており、人を投げたり人の上に立ったり、
かなりアクロバティックです。
演出は、アマゾンの伝説、パジェやインディオの儀式、山車、トゥシャワと呼ばれる
人が背負う超大型の衣装などが入ります。
そんなイテンの中でも最も各チームが負けられないと思っているのは
Item 19(イテン デゼノービ)のGalera(ガレーラ)=応援団 です!
イテン・デゼノービは特別で、点数は同じく10点満点なのですが、
ガレーラだけ、優勝とはべつにガレーラ賞とてもいうべきトロフィーが用意されています。
フェスティバルの動画を見ると、
アプレゼンタドールというチームの総合司会のような人物が
新たな曲が始まるタイミングで「イテン~」と番号をポルトガル語で叫びますので、
お、次はその番号の点数に関わるんだなぁとわかります。
まぁポル語の数字の読み方が21までわからないとだめですが。
そんな楽しみ方もしてみてください! では、最後に今年の点数の画像だけつけておきます。