ライフワークとしてのボイ in アマゾン

ライフワークとしてのボイ in アマゾン

アマゾン最大の祭り「Boi Bumba」。
ライフワークとしてのボイを唱えつつ
都内でボイバンド(Orgulho de Tamazônia)のダンサーとして活動。
同時に2012年から現地チームのダンサーとして毎年アマゾンに渡り大会に出場しています。

Amebaでブログを始めよう!

再開第一弾のテーマはこれ!

と思いましたが、相当マニアックなような、、、、。

でもとりあえず書き始めてみます!


BOI BUMBA(ボイブンバ)はよくアマゾンの6月末に行われる祭典というような説明をされます。

まぁ、そうといえばそうなんですが、正式にはボイブンバはこの音楽やダンスのジャンルを指していて、

この6月末の祭典の正式名称は

『Festival Folclórico de Parintins』(フェスチヴァル・フォルクローリコ・ジパリンチンス)と言います。

パリンチンスという町のフォルクローレのフェスティバルなんですね。


そして、これは完ぺきに勝敗がつきます。

まず、毎年アマゾナス州以外の赤にも青にも属さない中立な審査員が

抽選で選ばれます(抽選はテレビで生放送されたりする)


その審査員は21の点数項目についてそれぞれ10点満点で点数をつけていき、

その合計点、かつ、3日間あるので3日間の合計点で紹介が決まるのです。

この点数項目のことをITEM(イテン)と言います。
どんなイテンがあるのかというと、

大きく分けて3つのグループに分かれます。

音楽に関わるもの、ダンスに関わるもの、演出に関わるものですね。

音楽はわかりやすいですが、歌詞と音楽、歌い手たち、楽器隊などですね。

ダンスは、花形のダンサー(パジェ、シニャジニャ、クニャポランガ、

ハイーニャ、ポルタエスタンダルチ)のほか、部族の群舞などが入ります。

ちなみに私はこのダンサーをやっており、人を投げたり人の上に立ったり、

かなりアクロバティックです。


演出は、アマゾンの伝説、パジェやインディオの儀式、山車、トゥシャワと呼ばれる

人が背負う超大型の衣装などが入ります。

そんなイテンの中でも最も各チームが負けられないと思っているのは
Item 19(イテン デゼノービ)のGalera(ガレーラ)=応援団 です!

イテン・デゼノービは特別で、点数は同じく10点満点なのですが、
ガレーラだけ、優勝とはべつにガレーラ賞とてもいうべきトロフィーが用意されています。


フェスティバルの動画を見ると、
アプレゼンタドールというチームの総合司会のような人物が

新たな曲が始まるタイミングで「イテン~」と番号をポルトガル語で叫びますので、

お、次はその番号の点数に関わるんだなぁとわかります。


まぁポル語の数字の読み方が21までわからないとだめですが。


そんな楽しみ方もしてみてください! では、最後に今年の点数の画像だけつけておきます。