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マレーシアは首都のクアルンプールから
今日も書いていこうと思います。




旅人同士で会話をしていると
国籍や旅の期間の次くらいに
「学生かそれとも仕事をやめてきたのか。」
と良く聞かれる。


そして僕が
「学生。大学を一年休学している。」
と答えると。


必ずと言っていいほど
「専攻は。」
と聞き返される。


そして
その質問に対する僕の答えこそ
今日の題名

"COACHING"

である。




それはさておき。

まずは
なぜいきなりこんな話をぶっこんだのか
というところから説明したい。


今、僕は
カンボジアで出会ったベトナム人夫婦の
マレーシアのお宅にホームステイしている。
ややこしいので経緯については
また次の機会で話そうかと思う。笑


その夫婦の家には
僕以外にも
CouchSurfingなどを使い
泊まっている僕の様な旅人が
何人かいた。

そのうちの一人、ドイツ人のクラマーが
まさにこのCoachingを職業にする
プロフェッショナルコーチ
であった。


彼との熱い会話をきっかけにこの記事を
書こうと思ったのである。





さてさて
そもそも
"COACHING"
とはなんぞやと言う話しである。

コーチという言葉は
スポーツをしている人なら
一度は耳にしたことがあるのではないか。


スポーツコーチも
まさしく、この"COACHING"
という学問の一部である。

なんぞやとは言ったものの
このコーチングの世界は
スポーツコーチをはじめ
ビジネスコーチ
ライフスキルコーチなど
ここには書ききれない程の
様々なジャンルが存在し
ひとくくりにこれといって
説明できるものではない。

そこで今回は
僕が学び、
そしてクラマーとの会話の中心になった
ライフスキルコーチの概念にそって
説明できたらと思う。


いきなりですがみなさんに質問です。

「人は一日に何回、
   自問自答をするでしょう。」


自問自答というのは
例えば
「自分は将来なにをしよう。」
という少し固めのものから
「今日の朝食は
    パンにしようか白米にしようか。」
という日常的な問いまで
全てを含む。





もちろん人によってその回数は異なるが
平均すると
7000回〜10000回だと言われている。
これは世界で一番大きなコーチングの協会
(サッカーで言えばFIFAみたいなもの)
国際コーチ連盟が出している数値だ。




この数字はなにを表すのか。
それは
人が生涯において一番会話をするのは
家族や恋人また親友でもなく
自分自身なのである。


その自分との会話
つまり
脳内でおこる思考を変化させ
行動を変化させ
人生の目標達成の手助けをするのが
コーチであり、
また
その手法を学ぶのが"COACHING"という
学問そのものである。


その内容から
よくコンサルティングやカウンセリングと
混同されやすい。
しかし、その違いは明白だ。


ライフスキルコーチングは
クライアント(コーチングを受ける人)
に対して答えを与えるのではなく
対話を行う。
対話の中では、
クライアントが
自らに対する気づきを得られるように
コーチはクライアントに対して
質問を繰り返す。

普段の自問自答とタイプの異なる質問を
コーチからされると
人はその思考を変化せざるをえなくなり
1や10しかわかっていなかった自身について
100いや1000分かるようになる。

人との会話、例えば飲み会などの場で
人と話しているうちに
「俺、こんなこと考えてたんだ。」
と思ったの経験はないだろうか。

これは
他人からの自分の中には無い問いまたは発言
を受けて、それに対して自分を必死に
引き出そうとした結果、起こった現象だ。
これがまさしく気づきだ。

その気づきを
必然的に生みだすのがコーチング。
そしてその気づきの積み重ねが
目標達成へと自然とクライアントを
導くことになる。


その意味で
コーチングは
答えを与え、成果を出すコンサルティングや
心の調子が良くない、言い換えれば
マイナスだった人を
社会復帰つまり
0にもってくるカウンセリングとは
全く別のものである。

僕なりに
最もシンプルにまとめると
"COACHING"とは
本当の自分を知り、
そのことが
人生のステップアップにつながる。
このサイクルを対話を通して
促進させる学問であると思う。


深く説明をしたり
そのスキルを細かく話すと
きりがないので
説明に関してはこのくらいにしたい。笑



クラマーとの会話は
一時間半にもおよんだ。
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僕もコーチングを学んでいる端くれとして
自らの経験を語ったし
彼からたくさんの事を学ばせていただいた。


そしてそのなかでも
行動を起こす上で
思考がいかに大切かということを
改めて実感した。


彼が具体的にコーチングを学んだのは
アンソニー・ロビンズ
(サッカー界のペレ  
   レスリング界の吉田沙保里てきな人)
の開催するセミナーだったらしいが
一日10時間、二週間にわたるセミナーの
最初の講義でまず参加者がさせられることは
12mの炎の中を素足で歩くことらしい。



いかれてる。笑



と思ったが
これはいかに人間の思考が行動の可能性を
制限しているかということを
参加者に身をもって体験させるための
ものらしい。

炎の上=絶対熱くて歩けない

という思考をぶちこわし
実際に行動してみると
以外と歩けてしまう。


「全てのことは可能である。可能だ。」


クラマーは何度も何度も
僕に言った。


「大きなこと、大きな夢を叶えたければ、
   その思考を、毎日の思考を変えなさい。」

そして

「コーチとしてもクライアントに
   目標達成をできている自分自身を
   見させてあげられる
   そんなコーチになりなさい。」


本当にその通りだと思う。


高校生の時
大学でなにをしていいかわからなくて
飛び込んだ大学で出会った
"COACHING"
というこの学問が
僕は大好きだし
この学問のおかげで人の可能性を
より信じることができるようになった。


そしてなにより
出会ったばかりの
目の前の旅人とこれ程までに
熱く語れる機会をくれた
"COACHING"という学問に感謝したい。



-追記-
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大学で仲間と立ち上げたコーチングの団体
『SFC Coaching 』
ってのがあって
みんなウェルカムでコーチングを学んだり
実践したりしているので
今日の記事を見て
少しでも興味を持った人はぜひ
気軽に連絡してみてください!!

Facebook: SFC coaching