平成24年2月18日(土):出雲大社御本殿
「平成の大遷宮」に伴う大改修が進められている出雲大社御本殿ですが、
いよいよ千木(屋根の上に乗っているバッテン)、勝男木(屋根の上に乗っている横の棒)を含む
大屋根の工事が終わったということで、今回の工事では最終となる特別拝観に行ってきました。
ヘルメットをかぶって仮囲いの中に入ると、檜皮のいい香りが広がっていました。
そして、目の前に広がったのは真新しい御本殿の姿!
その瞬間からひととき、感動のあまり思わず言葉を失ってしまいました。
「美しい!!!」
茶色い檜皮の大屋根が、美しい曲線を描きながら整然とふかれており、
その曲線はコンピューターで書いたグラフィックのように大屋根の隅々まで広がっています。
これが、一枚一枚の檜皮の積み重ねのみによって描かれていると思うと、
技術の高さだけでなく、この工事に込められた60年後の技術者に伝統を伝えようとする
強い思いを感じられずにはいられません。そして、その壮大な大屋根の上には、
まっ黒に光り輝く千木、勝男木などの棟飾りが重厚な姿を見せています。
今回の特別拝観。
もちろん、工事の終わった大屋根を間近で見られたことは嬉しかったのですが、
これから平成25年5月10日の大遷宮に向けて、いよいよ囲いが外され、
この立派な御本殿が姿を現す時が、今から本当に楽しみになりました。
そこには、これまでの出雲大社とは全く違う光景が広がっていることでしょう。 ...