人は怒りの感情について、3通りの人がいるといわれています。それが、「岩のような人」「砂のような人」「水のような人」の3通りです。
岩のような人とは、岩にも文字を書くとずっと残るように、あいつのせいでこんなことになったと怒りに燃え、恨み、いつまでも怒りの感情が根深い人をさします。
砂のような人とは、砂に文字を書くと岩ほどは残らず、砂浜であれば人並みあれば跡形もなく消えてしまうように、一時は怒りの感情にさいなまれ、苦しみますが、しばらくすると穏やかな心になる人です。
水のような人とは、水に文字が書けないように、どんな人から何を言われようと、どんな想定外の状況になろうと怒りの心を起こすことなく平然とした心持でいられる人のことです。
ストレス社会といわれる昨今、私たちは日々様々な刺激(ストレス)を受けていますが、その受け取り方によってはさらなるストレスを重ねることにもなりかねません。
岩のような人は砂のような人になれるよう、砂のような人は水のような人ななれるよう、日々心の在り方を変えていく事がストレスから解放のヒントです。