日が長くなりましたね! 5時半でこの明るさ。
右上に飛行機が光っています。
写真と本題はまったく関係がないのですが、
久しぶりに真冬のようなクリアな空を撮ってみました。
さて気功教室のこと。
私の通う教室は平日の午後開催なので、さすがの年齢層の高さです。
少人数だしもうメンバーも固定なので、気心も知れてきて
おばさま方は毎回いろんな話題で盛り上がります。
(私はもっぱら聞き役)
年齢構成は、先生(推定60代)、生徒A(79歳。美人。元ミスXXだそうです)、
生徒B(推定70代)、生徒C(84歳とおっしゃったかな。とにかくaround 85。
この人も大変な美人、そしてお元気なので80代には見えない!)、
そして私(30代)。
先日の話題はちょっと気をつけなきゃという気にさせられました。
事例その1.
先生の友人(なのでおそらく60代)の話ですが、
駅の階段で電車に間に合うようにと急いで登っていたときのこと。
両手に荷物を持ったお年寄りとすれ違うときに、
お年寄りは実際にはぶつかっていないのに、
転んでしまったそうです。
相手の人はぶつかったと主張し、ご友人は治療費を請求され、
納得がいかずいろいろ弁護士に相談してみたのですが、
結局お金で解決できるならした方が、ということになり、
数十万円で示談したそうです。
事例その2.
Cさんがおっしゃっていたお話。
これはもっと若い人の体験だったと思いますが、
電車から降りるときに、こちらも実際ぶつかってはいないのに、
近くのお年寄りが転んでしまい、
その人の仲間なのかただその場に居合わせた人たちなのか、
とにかくお年寄りがたくさん集まってきて取り囲まれてしまい、
あなたがぶつかったから賠償しろ、というようなことを言われたそうです。
80代のCさんは最後に、
「こわいわね~。あなたたちも年寄りには近づかない方がいいわよ!
何言われるかわからないから」
と念押ししていました。
もちろんご自分の年齢をふまえてですよ。
お年寄りにもいろんな人がいるわけです。
1も2も、どちらにどれだけ非があるかは簡単には言えない、
微妙な問題です。
足腰が弱く、反射神経が鈍くなっている人の近くを通るときには、
実際に当たっていなくても向こうがよけようとしてバランスを崩すことはありえます。
また、電車の乗り降りなどの場面では、すぐ後ろの人が押したのでなくても
後ろの方からすごい圧力で押し出されることもありますね。
人が多いところでは、気づいたらお年寄りのすぐそばに立っていることもあります。
そして、先生とCさんたちのこの件に関する感想は、
「誰かのせい、誰かにしてもらう」という考えは良くないよね、ってことでした。
それはこの件だけじゃなく、
今は「親のせい」「世の中のせい」「不景気のせい」「政府のせい」と
人のせいにして、同じように
「政府がやらないと」「行政がやらないと」など
人に「してもらう」ことを前提にしている人が多いということにつながります。
お年寄りのことはなるべく敬って親切に接したいと思いますが、
「近づかない方がいいわよ!」というのが常識になってしまうのはかなしいですね。
転んだお年寄りを助けようとして「あなたのせいよ!」と言われ、
お金まで請求されるのではたまったもんじゃありません!
詐欺被害に遭うお年寄りが増えていて、
常に被害者意識を持って世の中を見ているとしたら、
この傾向はますます広がるのでしょうか。
でもCさんたち元気なおばさま方は、
「わざとそうやってお金取る人もいるんじゃないの」とおっしゃっています。
老人からの詐欺、こわいです!
お年寄りが善、若者が悪、というわけでもないし、
その逆でもないのです。
全てはその人の心の持ちようですよね。
急いでいてもなるべく人と間をあけて、先に通してあげたりとか。
すぐに人のせいにしないで、自分にも落ち度はなかったか考えるとか。
気功をやっているときのように
常にゆったりした気持ちで人と接したいものです。