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昨日のつづきです。
祝詞の男性と別れた後、私は素直に伊勢神宮を出ました。
おまもりじっくり見たりとかおかげ横丁でお買い物とかできたらよかったんですけども。
私一人でお出かけを楽しむの滅法苦手なんです。根暗が爆発してしまう。
その1でも書いたように、この日は朝から雨が降っていて、伊勢神宮の外宮内宮ぐるーっと回ってもまだ降ってました。
雨に降られながら駅の方へと歩き、夜のバスの時間まで何をしようかなと考えてました。
まだ何時間かあったんです。
そこで思い出した。
旅行に行った時はその土地の食べ物を食べるか温泉に入ったりするといい
みたいな話です。どこに書いてたのかな?今やさっぱり思い出せないけど。
雨降ってたもんで、風呂に行こう!と思った私。
早速検索してみたら、ありました。歩いて行ける距離にある。
ぶらぶらと歩いているとその内雨も強くなってきます。
この頃は春だったかな?寒くはない時期だったけど流石に冷えてきていました。
見つけた温泉はまあまあ懐かしい空気のあるところでした。
地元の方が数名いらっしゃるだけで、とても静かです。そんな大きくもない、ちんまりした素朴さです。
温泉温泉書いてるけど銭湯ですね。
でもこの銭湯にね、小さな温泉があったんですよ。なんていうか小さいプールみたいな露天風呂です。
自然の中の露天風呂〜って感じじゃなくて逆に趣きがありました。
お風呂に浸かって向かい。
正面の壁に、大きな絵が描かれていました。
これネットで見たぞ。有名なやつだ。
これですね。
夫婦岩です。
スーパー観光スポットですよね、夫婦岩。
しかし先ほども書いたように私は一人であちこち楽しむのが苦手なんです。
今回目的が伊勢神宮だったので、周辺の神社は2つくらいしか寄りませんでした。
夫婦岩はネットで出てきて見に行きたいなとチラッと思ったけれど、別に夫婦になりたい人がいるわけでもなし、私に関係ないやーとさっさとスルーしてしまってたんです。
でも見れた。
予定してなかったけど見ることができた。
壁に描かれた鮮やかな夫婦岩。
温泉に浸かりながら独り占めです。
温泉って書いてるけど温泉だったのかな?
でも伊勢の水道から出てるお湯でしょ?その土地の水だからもうそれは温泉でいいよね(?)。
思いがけず一人で観光スポットまで見ることができてとても満足して銭湯を後にした私。
さて、雨はまだ止んでいませんでした。
風呂に入ってあったまったのに残念だなあと思いつつ来た道を戻り、歩いて数分。
銭湯から大きな道路を渡ると、その道なりにフェンスがあったんです。
そこに来た時には無かったものがありました。
なんだと思います?
なんと、傘です。
ビニール傘がフェンスの金網?に引っ掛けられてあったんです。
その時私はとても素直にこう思いました。
「あ、神様が傘くれたんだ……」
その傘はいい感じに使い古されていて、中の一本が少し折れ曲がっていました。
いかにも邪魔だから置いていきますーって雰囲気の傘です。
あたりには誰ーも居なくて、ちょっとここに傘置いとこ。みたいな人は見当たらない。
私はこの傘は私に用意されている傘だ。とはっきりその時思いました。
朝から雨なのに傘も持たず雨に降られ、
祝詞を唱える男性について回って参拝をし、
雨に降られてなければ行こうと思わなかったであろう銭湯で地元のお湯を体に浸透させ、
見るはずもなかった夫婦岩という観光スポットを独り占めし、
最後にはお疲れ様でしたと言わんばかりに傘が目の前にあった。
全部仕組まれていたんですよね。
って言ったら人聞きが悪いか。
すごい。神様ってすごいんだなと改めて思う。
傘が出てきた時は「これが旅完了の合図なのか〜」くらいにしか思ってなかったんです。
でも一昨日読んでいた桜井識子さんの本に
神社仏閣では、「おお、来たか、よしよし」と歓迎のサインをくれるのです。一番わかりやすい例としては、境内に入った時に祝詞を聞かせてもらえる。おめでたい神前結婚式に遭遇する、などです。
みたいに書かれてたのを読んだ時、伊勢神宮のブツブツ話す男性を思い出しました。
その男性が言ってたのが祝詞だったことがわかり、あの時の伊勢神宮の参拝旅行に起こってたことは全部が繋がっていたことをようやく、本当によーーーうやく理解することができました!
神様ってすごいな。しみじみ。
私の場合普段から信仰心が厚いわけでもなかったので、歓迎というよりもお世話をされていたんではないかなと感じます。雨でしたしね。多分歓迎ならストレートに晴れだったんではないか?
また行こう伊勢神宮。
次はちゃんと本物の夫婦岩も見に行こうかな!
一人だけどね!!!!
神社に行った時の面白い偶然はまた別の時にも体験したので、今度それも書こうと思いますー。
おやすみなさい![]()


