日本ボディーガード協会のブログ -4ページ目

和と警護チーム

警護とはチームで行うものである。

日本には世界に誇る『和』の精神があります。

この『和』の精神こそが、一人一人の警護人を繋ぎ大きく強い警護力を生みます。

しかし残念ながらこの和の精神も現代日本においては薄れてきているのではないでしょうか。

初代天皇であらせられる神武天皇は『国中が一つの家族のような国、世界中が一つの家族のような世をつくりたい』と仰られています。

これは日本建国の理念であり、これを一言で表す言葉が『八紘一字』です。

本来、日本では親は子を愛情を持って育て、子は親を尊敬し何時までも大切にする。夫婦はお互いの足らぬところを認め合い補い合って調和することを大切にしてきました。そして先祖を大切に祀り、神々を敬ひ、子孫の平和や繁栄を願う。こうした家族が集まり国家をつくる。社会においても支えあい団結する。

これこそが『和』であり、警護を行ううえでも大切なことです。

聖徳太子も和の重要性を説いています。

チームとは一人+一人が二人、三人、四人、五人…に成らなければなりません。
しかし個が中心の人間は己の欲望を保身を優先し始め、果ては偽り欺きまわりにマイナス影響を与える要因を持っているものです。

調和が出来るかどうかも警護人としての大切な資質の一つです。

良いチームには小手先、形だけの人間関係でなく、『和』が息づいています。

その根源は、相手をおもいやる、情、優しさなどの『仁』の徳に他なりません。
JAPAN Bodyguard Association


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建国記念日

今日のこの発展の礎を築き上げてくれた先人に心から感謝し、日本国の平和と更なる発展を願っております。

世のものは四季が巡り行く様に循環しているものである。

今、日本は冬の真ったた中であり、温かく活力のある春を迎えるために準備をしなければならない時である。

かつて私達の先人は維新の時に現在と同じ様な状況に直面した。

その時と現在において時代背景による環境や状況以上に決定的に異なる事がある。

先人は攘夷や佐幕など思想や行動の形は違えど、その原動力となる大切な中心は日本国を故郷を家族を想う魂であった。

しかし現代は残念ながら自己や利害(損得)が中心になってしまっている。

この一番大切な土台となるものが個である以上、日本人と日本国を護ることは出来ない。

時代は変わり昔のままでは生き残っていけないと言われる方々がいるが、その魂とも言える中心まで変える国など存在しない。

日本国、日本人としての魂を維持しつつ、知識や技術を新しく更新していく事が大切なのである。

中心がなければ、必ずぶれる、ぶれれば為すべき事も成すことは出来なくなる。当たり前の自然の摂理である。

木々は根という大切なものを移動したいが為に捨ててしまえば枯れてしまう。

この根を明確にし今一度確認することが大切なのである。

その日本国と日本人としての『正しき道』正義を理念と共に明確にし国民が認識すべきではないだろうか。

今日2月11日は建国記念日です。初代天皇であらせられる、神武天皇が即位した日であります。

即位建都の大詔

「夫(それ)大人(ひじり)の制(のり)を立て、義(ことわり)必ず時に従う。苟(いや)しくも民(おおみたから)に利(くぼさ)有らば何んぞ聖造(ひじりのわざ)に妨(たが)わん。且た当(まさ)に山林を披(ひ)き払い宮室(おおみさ)を経営(おさめつく)りて恭みて宝位(たかみくら)にのぞみ、以って元元(おおみたから)を慎むべし。」

「上(かみ)は則(すなわ)ち乾霊(あまつかみ)の国を授けたまいし徳(うつくしび)に答え、下(しも)は即ち皇孫(すめみま)の正(ただしき)を養いたまいし心を弘(ひろ)めん。然して後に六合(りくごう)を兼ねて、以って都を開き、八紘(あめがした)を掩(おお)ひて宇(いえ)と為すこと亦可(し)からずや」


神武天皇の御心は歴代の天皇に受け継がれております。

そこには国民の為の政治(真の民主主義)と道義国家の確立をお示しになられています。

ここに日本の理念が明確に記してあります。

日本国と日本人としての大事な決断に私や利などは関係ありません。

そして現在、日本がかかえる問題もこの日本の理念を根底に考え解決することが大切です。

日本とは、日本人とは何なのか、その主が無ければ真の答えなど何一つ出ることはありません。

日本国として日本人としての剛さが無ければ、確固たる日本としての安全保障も外交も、政治も経済も確立する事は出来ません。

この危機を乗り越えるには日本の魂を取り戻すことが大切なのではないでしょうか。

もう一度、神武建国の精神を取り戻すときではないでしょうか。

そこに日本国として日本人としての正しき道を貫く強さの根源があります。

日本国を日本人を取り戻し、先人が護り我々に託してくれたものを護り、子孫に託しましょう。

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実行できる警護人

今、日本は多くの問題を抱え危機的状況にあります。
そんな中で通常時の様な感覚で変わらぬ行動をとっていては、この危機を乗り切ることなど難しい。

今は日本国民が一致団結し、日本国と日本人の為に力を尽くす時である。

個の損得や保身などではなく、日本人として為すべき事を為す時である。

主を重んじ考え行動すれば必ず道は拓けてくるものである。

日本人として『ならぬことはならぬ』と大事にあっても行動出来なければ正しき道を歩む事など出来ない。
警護とは、対象者の大切なものを何があろうとも護らなければならない。

その為には、如何なる状況に陥ろうとも折れない剛さが求められる。

その剛さはどんなに知識や技術を身に付けても、経験を積んでも備わるものではない。

この剛さが無い警護員はイザとなれば全てが停止し、保身に走り、逃げる。
それ即ち、ただの警護マニアか警護博士に過ぎないのである。

日本国内において危機的状況などたかが知れるレベルである。

戦闘とは人が獣化し地や大気は鳴り、震えるものである。そしてその時の精神状態や心身に及ぼす影響や反応は実際に体感した者にしか分からない。

勘違いしてはならないのは、頭で理解するのと実際に行えるということは全く異なるということである。

吉田松陰先生

学問ばかりやっているのは、腐れ儒者であり、もしくは専門馬鹿、または役立たずの物知りに過ぎず、おのれを天下に役立てようとする者は、よろしく風の荒い世間に出て、なまの現実を見なければならない。


警護人はただ頭で理解するのではなく、実行できなければならない。

どんなに過酷な状況に陥ろうとも実行できなければならないのである。

一般警護士訓練詳細については>>>こちら

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