小中学校で登下校時に警護活動を実施へ=小学生無差別殺傷事件を受け―北京市

2010年3月30日付の新京報によると、福建省南平市の小学校で児童13人が殺傷された事件をきっかけに、北京市警察は市内の幼稚園、小中学校で安全確保のため警備態勢を強化することを決めた。

登下校時には校門に監視を配置、不審人物がいれば職務質問を行う。さらに、各署からパトカーが出動し学校周辺の警備を実施。校外で突発的な事件や凶悪事件が発生した場合に最短時間で現場に急行することができる態勢がとられ、犯罪の温床となりやすいディスコやゲームセンターなどの取り締まりを強化していくという。

また、警察当局はすべての学校に校内外の治安状況を日報で警察に提出するよう求める。各校の教職員や警備員から1人責任者を立て、研修を経て治安情報員として常駐させる。この制度は長期にわたって続けていく方針だという。

なお、こうした施策の発端となった事件は今月23日早朝、福建省南平市の小学校校門前で、なたを持った男が登校中の小学生らに無差別に襲いかかり、8人が死亡、5人が負傷したもの。容疑者は地元出身の男で、仕事や恋愛における深い挫折感が犯行の動機と見られている。

防犯講習会防犯教室など、正しい防犯危機管理)方法をできるだけ多くの方に知っていただく必要がありますね。

六ケ所村の核燃再処理工場:放射性廃棄物仮置きで保安院、原燃に改善策指示 /青森

六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の施設内で、低レベル放射性廃棄物が新たに仮置きされていた問題で、経済産業省原子力安全・保安院は29日、保安規定に違反しているとして、日本原燃に対し4月9日までに改善策を報告するよう指示した。原燃はこの1年で計14件の保安規定違反を指摘される事態となっている。

今月1日からの保安院の検査で判明した。ポリ袋に入れた紙ぞうきんなどの低レベル放射性廃棄物を施設内に山積みしていた。ドラム缶数十本分で、本来なら焼却してコンクリートなどに混ぜてドラム缶に封入するべきもので、数量の把握もできていなかった。

原燃は昨年8月にも、ドラム缶約8100本分に相当する廃棄物を袋に入れて積み上げていた。度重なる工場の完成時期の延期で、焼却装置を動かせないのが影響している。また保安院は同日、分析建屋で12日に発生したプルトニウム溶液の移送トラブルについても、保安規定違反だとした。県環境生活部の名古屋淳部長は原燃の鈴木輝顕副社長を県庁に呼び、「遺憾である」と注意。鈴木副社長は「指摘を厳しく受け止める」とした。

BNGパートナーズなど2社、採用活動時の反社会勢力からの企業防衛サービスで業務提携

http://www.bngpartners.jp/release_100325.html

2010年3月25日、株式会社BNGパートナーズ(以下BNG)は、株式会社ガーディアンジャパン(以下ガーディアン)と、業務提携することになった。
今回の業務提携により、両社は、企業の採用活動において、反社会勢力からの企業を防衛する新サービス「バックグラウンドサービス」の開発・提供を行う。
この新サービスについては、ガーディアンジャパンのリスクマネジメントのノウハウを活かし両社が共同で開発し、BNGが販売を行っていく。
BNGは、国内初のリファレンスサービスを手掛けている企業だ。
リファレンスサービスは、企業の中途採用時に、BNGが、採用候補者本人や採用候補者の前職における上司などに聞取り調査を行い、採用候補者の実務能力を調査するサービスである。

一方、ガーディアンジャパンは、危機管理体制の構築などに関する調査、コンサルティングや、信用調査、身辺警護などの業務を手掛けている。

BNGは、これまで中途採用時の前職評価調査業務を行ってきたが、その際、前職評価に加えて、反社会勢力に対するリスクマネジメントのニーズも多かった。

今回の業務提携は、そのニーズに対応したサービスの提供を目指すものだ。

身辺警護要人警護の重要性は日に日に増しています。企業の責任として、身辺警護要人警護に対する意識を高めておきたいものです。