こんにちは(*⁰▿⁰*)

ボーダレストラベラーは、いまポーランドにいます🇵🇱

 

出国した日、実家の名古屋は30度あったのに、ポーランドは一桁でかなり身体の芯から冷えていく寒さです🍃

 

ポーランドと言えば、キュリー夫人やショパンを生み出した国ですが、、今回お届けするのは、、。

 

世界遺産「負の遺産

 

ナチス・ドイツの強制収容所であるアウシュビッツは、ポーランド南西部にあります。

 

第2次世界大戦中(1940年~1945年)にドイツにより、アウシュビッツは作られ、

ホロコースト(大虐殺)・暴力の象徴になりました。

 

 

歴史の教科書で読んでから1度行ってみたかったアウシュビッツ。

 

日本から11時間半✈️→ポーランドの首都ワルシャワから→電車で3時間かけてクラクフ(アウシュビッツの拠点となる街)まで移動しました🚉

 

 

私は急行を使ったので、139ズウォティ(4500円)

ですが、倍の時間がかかる鈍行なら3分の1の値段で行けたみたいです(・Д・)

 

 

3時間の電車の旅は、隣のおじちゃまとずっとお話していたので、あっという間でした(*´꒳`*)

 

 

クラクフの街からアウシュビッツまでは、1時間半ほどで着きますが、クラクフの街でツアーに入らないと、アウシュビッツは凄い観光客が押し寄せるので当日券は手に入らない可能性があることがわかりました(´⊙ω⊙`)💦

 

急遽、梨乃ちゃんツアーに参加することに!!!!

155ズウォティ(4850円)。。

 

ポーランド、、物価が安い割に、観光にお金がかかります💸💸💸💸

 

 

なんとかやってきました💨

 

アウシュビッツ!!

最初に有名なアウシュビッツの入口に書かれている

『ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)』

を目にします👁

 

※Bの文字が逆になっているのは、

このゲートを作らされた被収容者のせめてもの抵抗だったと言われています。

 

アウシュヴィッツ強制収容所は、第一強制収容所第二強制収容所が、博物館として一般に公開されています。

 

両方見て回ると、だいたい3時間半ほどかかります。

前編では、アウシュビッツ第1強制収容所について書きますね^ ^

 

 

うまくお伝えできるといいのですが

lω・`)(๑´•ω • `๑)(´・_・`)

 

 

アウシュビッツ敷地の周りには、脱走を防ぐために2重になっている有刺鉄線が、張り巡らされており電流も流れています。

 

 

まず、アウシュビッツに連れてこられて言われるのは

『お前たちの出口は、1つしかない。

あの煙突の煙だ』

と告げられるのです。

これは、監視台で、鉄条網の前には脱走すると死刑の警告板があります。

 

 

ここで行われた歴史上最大の悲劇はまだたった70年前のこと、この歴史から目を背けず、ブログに書き上げたいと思います(´;ω;`)

 

ドイツ人は、ナチスの思想として反ユダヤ主義や血統的に優秀なドイツ人が世界を支配する運命を持つをいう過激な思想があり、血統を汚すとされたユダヤ人などの絶滅を計画していったのです。

 

そのため、ユダヤの血を絶やそうとします。

 

 

ほとんどのユダヤ人たちは全財産をもってここに来ました!

 

「ユダヤ人のための新しい場所がある。安住の地を与える。」

 

 

そして、ここに辿り着きます。。

 

 

ここに来るまでの列車には、身動きがとれないほど押し込まれ座ることもできませんでした。

 

 

到着して最初に医師が、

労働できそうな人は収容所へ、できないと判断された人はガス室へと振り分けていきます。

 

運ばれてきた人の約70%の人がガス室へ送られました。

 

 

残った30%も、28棟の囚人棟に最大2万8000人も詰込まれ飢えと寒さの中で重労働を課せられたうえ、仕事が遅いと鞭打ち、立ち牢、逆さ吊りなどの拷問を受けたり生きたまま解剖、断種実験、皮膚移植実験などの医学実験に使われ命を落としていきました。

 

 

ちなみに、囚人棟の外観が綺麗なのは、外から何をしているかわからなくするためだったそうです。

 

 

そして、女、子供、老人は、有無を言わさずガス室でした。

子供は親と一緒に列に並びます。

そうすることで、子供は騒がなかったからです。

 

 

ガス室行きを免れた収容所行きのものは、

「午前は穴を掘って、午後はその穴を埋める」

といった全く無意味な仕事もさせられました。

人間はこのような無意味な仕事をさせられると体力の前に精神的にやられます。

そのため死刑やガス室に次いで効果的な虐殺方法は労働だったそうです。

他に、この作業を監視する監視員も囚人でした。

このように囚人に囚人を監視するようにし、立場に差をつけ暴動が起こらないようにしていました。

 

 

⚠️そして、ここが、実際のガス室です。

 

 

ガス室に来た囚人たちは〝シャワーを浴びる〟

と、言われ裸になります。

 

囚人たちを騙すため天井にはシャワーが取り付けてありましたが、偽物なので本当にシャワーが出ることはありませんでした。

 

 

ガス室の天井の穴で、この穴から〝チクロンB〟という毒薬を投げ込み20分弱で窒息死させました。

 

 

死体は同じ建物内にある焼却炉で燃やします。

殺すのも死体を運ぶのも焼却炉で燃やすのもすべて囚人です。

 

 

つまり、ユダヤ人がユダヤ人を殺していました。

ナチス・ドイツの隊員は一切手を使いません。

 

 

このガス室で、使用したガス〝チクロンB〟は、

元々は殺虫剤で、伝染病を媒介するノミやシラミを退治するために使用されるものでした。

なので、長く苦しんで死んでいったのです。

 

そのガス缶が山のように見つかり、今でも展示されています。

 

 

以前裁判で400万人が死亡したと認定されましたが現在は150万人だといわれています。

 

それはほとんどのユダヤ人は到着したらすぐにガス室に送られ、ファイルに登録される前に殺されていったからです。

 

 

亡くなったユダヤ人から剥ぎ取ったものは、全財産だけではありません。

金歯や髪の毛なども使い物になります。

 

 

死体から切り取られた髪の毛は毛布の材料にされました。

 

 

没収された眼鏡の山です。

 

 

没収された食器や鍋、、

 

 

ユダヤの人は、新天地を夢みて家財道具を持ってきたのですね。。

 

 

没収された鞄。

返されるときにわかるようにと名前を書かしています。

もちろん二度と返ってはきませんが、こうして希望をもたせました。

 

 

没収された大量の靴。

 

 

この靴は、ナチス軍が自分の子供たちに履かせていたそうです。。

ユダヤ人の殺した子供から剥ぎ取ったものを、自分の子供に履かせる。。

なんとも言えません。

 

 

なかなか気分がシュールになります(´・ω・)

 

 

長くなったので、前編はこの辺にて。。

to be Continue..

 

 

梨乃ちゃんスマイルでませんでした( ˙-˙ )

 

 

 

 

 

2017/10/13 20:00