私の兄は自衛官です。
災害現場には派遣されていませんが、
重要事項を扱うであろう仕事柄、多くは語らないものの
駐屯地での業務も日々慌しく緊張の続くものだと聞いています。
実は、私は正直言うと兄の仕事について
これまで20年近く努力してきたことを
妹としてとても誇らしく思う反面、
違和感を覚えるときもありました。
それは中学時代、日の丸や君が代の意味について考え続けた
平和教育のせいかもしれません。
本当に正しい仕事? 存在なの?と。
でも、この非常事態に直面した今、さまざまな現場での自衛隊の活動を目にして
そんな気持ちは吹っ切れました。
「日本のために頑張る」というのはこういうことだったんだ。
初めて兄の仕事を心から応援したい、応援しなくてはと思っています。
そして今日、偶然ネットでこんな言葉を目にしました。
自衛隊の方々の覚悟を思うと、涙が止まらなくなってしまった。
「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり
歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは
外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか
国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが
国民や日本は幸せなのだ。どうか、耐えてもらいたい」
*吉田茂 (昭和32年2月、防衛大学第1回卒業式にて)
一日も早く、みんなに笑顔が戻って
兄たちも安心して、私たちを影から支えられる日がきますように。
災害現場には派遣されていませんが、
重要事項を扱うであろう仕事柄、多くは語らないものの
駐屯地での業務も日々慌しく緊張の続くものだと聞いています。
実は、私は正直言うと兄の仕事について
これまで20年近く努力してきたことを
妹としてとても誇らしく思う反面、
違和感を覚えるときもありました。
それは中学時代、日の丸や君が代の意味について考え続けた
平和教育のせいかもしれません。
本当に正しい仕事? 存在なの?と。
でも、この非常事態に直面した今、さまざまな現場での自衛隊の活動を目にして
そんな気持ちは吹っ切れました。
「日本のために頑張る」というのはこういうことだったんだ。
初めて兄の仕事を心から応援したい、応援しなくてはと思っています。
そして今日、偶然ネットでこんな言葉を目にしました。
自衛隊の方々の覚悟を思うと、涙が止まらなくなってしまった。
「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり
歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは
外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか
国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが
国民や日本は幸せなのだ。どうか、耐えてもらいたい」
*吉田茂 (昭和32年2月、防衛大学第1回卒業式にて)
一日も早く、みんなに笑顔が戻って
兄たちも安心して、私たちを影から支えられる日がきますように。