歩道橋の老夫婦
「年をとると階段も登りづらいな」と、ボーっと見てた朝の信号待ち
先を歩くおじいさん
数段遅れておばあさん
上がりきったところでだんなさんが振り返って、奥さんが上がりきる
手を引くでもない、声をかけるでもない
でも一瞬の振り返り ほんの少しうなづいたようにも見え、そして見届けてまた歩く
人生それぞれ 誰しも
そんなに余裕綽々ではない
ともちゃんもそう
私達はまだまだ未熟で忙しい
私の前を歩いて ひと息ついたら?(いや、彼の事だから気が向いたらとか、思い出したら、かも知れないな)振り返る
見なくてもともちゃんは自信を持って、ちゃんと後ろを私がついてきているのを知っている
(どんだけ自信家なのかとも思うけど)
私も転けないように、遅れないように、
好きな人の後ろ姿を頼もしさと愛しさを感じながら見て歩く
自分の足で人生を歩く
死ぬまで見ていたい背中がそこにある
歩道橋の夫婦に思いを重ねて、朝から涙目
運転しにくいくらい うるっときてる私
年をとってきて
感動がそこかしこにある