息子 中学2年生 小5より不登校継続中…(´_`。)


こんなに長く続くと、親にも度胸がつくらしく、ちょっとやそっとのことでは驚かない。

来年受験なのに、このままでいいのかなあとは思うけれど、そのあたりのことは本人が一番わかっている。


わかっているので、親がクドクド言うと逆切れすることを最近学習した。

親も進化しているのだ。


昨日は、午後から仕事だったので帰宅したのは四時過ぎだった。


木曜は夕方~夜にかけて息子たちの剣道の送迎があるのだが、乾燥気味の最近のこと、喉が渇いていたのでティファールのポット(すごく便利(*^▽^*))でお湯を沸かし一杯だけ飲んでから次男を連れて出かけた。


お稽古終了後、次男を実家に預けて、次は長男の送迎のために帰宅すると、長男が部屋から丼を持って現れた。


長男「人間って困った時には何でもできるもんなんだね」


どうやら空腹に耐えかねて、インスタントラーメンを作ったらしい。

ティファールのポットで…


そう、私がお茶を飲んだ時は既にラーメンを作った後だったようだ。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


すごく感心してしまった。


ラーメンの残り湯でお茶を飲んでしまったこと、それに気づかなかった自分には呆れたけど、なぜか長男の行動には怒りよりも感心してしまって、怒る気持ちにはならなかった。


自分で作ったラーメンはすごく美味しかったらしい。


帰宅して事情を聞いた夫は呆れていた。でも怒らなかった。

夫「ポットは自分で洗っとけよ、母さんが洗ってるじゃないか」


夫も進化していることに気づいた。


長男は、親が想像もできないほどのスピードで進化している。不登校とはいえ、友達にも恵まれ、塾のお陰で勉強もどうにかなっている。今、長男に必要なのは自分に自信を持ち、世の中に存在していいのだと思うこと。


部活の人間関係が煩わしてくて辞めてしまった剣道も、今月から道場に戻ってまた始めた。

小さい頃の、溌剌とした表情や行動が戻ってきたような気がする。


今朝は登校時間になってもトイレから出てこない。

担任の先生からお電話をいただき、30分ほど遅れてようやく家を出た。

学校の先生方にも色々ご配慮をいただいて、支えていただいている。


学校まで徒歩5分の道のりが、長男にとってはとてつもなく遠いようだ。

けれど、欠席は少なくなり、早退はしなくなった。


もしかしたら、今度こそ、息子の長い冬眠は終わるのかもしれない。


そんなことを感じている、今日この頃(*^▽^*)