ジーンズの裾上げに挑戦してきました | ぼちぼち野郎がぼちぼちやろうというブログ

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皆さんどうもです、ぼちぼち野郎です。

この間ジーンズ友達数人とお酒を飲んできたのですが、僕以外が全員デニムのトップスにジーンズ姿!!しかも皆さん決まっててめちゃくちゃカッコ良かったです。私は修業が足りんなと思った次第です。

さてさて、その日も一緒にお酒を飲んでいたメンバーであるかーきさんの基地(作業場)にお邪魔して、ジーンズの裾上げに挑戦させてもらいました。かーきさんはプロのデニム小物の作家さん(ジーンズも縫えるそうです)、以前お邪魔した時よりもさらにミシンの種類が増えていました(多分)。

基地に到着してからジーンズ談義に花が咲き時間を忘れかけいましたが、この日の目的はボロいリーバイスの赤耳のリメイクと今年メインになるFULL COUNT 1108XXの裾上げです。リメイクに関してはほぼお任せで穿き古したユニクロジーンズ(貝原生地)を渡して使ってもらう事にしました。どんな形でかーきさんが命を吹き込んでくれるかと思うと今から出来上がりが楽しみです。

そうそう話が逸れた、裾上げでした。

作業工程としては
①裾のカット
 →狙いの長さから20mm長めにカット(巻きますので)。今回はクセ付けの為アイロンがけ。

ミシンの方に移動して
②まずは針を上げて裾をセット出来る状態に
③インシームの部分を三つ折にしてハンマーで叩く(この部分は厚い為平たくする)
④裾を三つ折にして、左足のペダルと右膝のレバーを同時に押して裾をセット
 ※インシーム手前から縫い始めるのでその点を考えてセット
⑤右手である程度三つ折を保ちながら右足のペダルでミシンを踏んで縫う
⑥半分ほど進んだら縫い始めの余分な糸をカット(表、裏1本ずつ)
⑦アウトシームを少し超えて縫い終わり
⑧糸を出してテンションを緩める
⑨左足のペダルと右膝のレバーを同時に押して裾をリリース
⑩少し長めに糸をカット
⑪表側の糸を裏側に引き込んで裏側の糸と硬結び(3回程度)
何か忘れてそうですが大体こんな感じでした。

まだミシンとお友達になれてないので大苦戦!!
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どうやら三つ折を保持するのが苦手なようです。
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片方はかーきさんに助けてもらって何とか縫えましたが、もう片方は何度やっても失敗…。

という訳でかーきさんにやってもらいました。
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ビックリするくらい簡単に、しかもキレイに仕上げてもらいました。

負け惜しみではないですが、これは回数を重ねて布の扱い方、機械のクセが分かれば何とか自分でも出来そうな手応えがありました。このミシンもかの有名なUNION SPECIAL。結構古い年代のものだそうです。 

かーきさんからは他にも色んなポイントも教えてもらって、流石は経験を積んだプロだなぁと感心しました。
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これで心置きなく1108XXを穿く事が出来ます。

前回も書きましたがフルカウントは今月から全面リニューアルとなり、バックポケットのステッチと赤タブ(ピスネーム)が廃止になります。ロットNo.(モデル名)は踏襲するようですがデザインも全面的に変更となるようです(生地は従来の13.7ozと15.5ozのジンバブエコットンで継続)。どんな感じか興味はありますのでとりあえずネットに沢山情報が出てくるのを見守ろうと思います。