西神戸医療センターでは、
採取した細胞からガンと分かったが、
では、どこまで悪くなっているのかまでは、
もっといろいろな精密検査をしてみないと分からない。
ただ、レントゲンやCT画像を見る限り、
腫瘍が複数箇所に広がっており、
手術で取り除くのは、無理だろうとの見解だった。
西神戸医療センターは、大きな病院なんだけど、
人気がありすぎて、患者の数に対して医者の数が少なく、
あきらかにマンパワー不足。
診察予約をしていても、平気で1時間待ちとかなるし。
まあ、それもあっただろうし、
状態が状態なだけに、ガン治療を専門とし、
最新の治療と設備が整っているところがいいだろうということで、
ポーアイにある「先端医療センター」を紹介してもらい、
その日のうちに予約を入れてくれた。
「必ず行ってくださいね」と先生。
「これって、いつまで生きられるんですか?」
と聞いてみる。
「このまま何もせずに放っておけば、2〜3ヶ月でしょう」
「・・・」
ちょっと、びびらせすぎじゃないかい?
これが、4月21日 金曜日のこと。
先端医療センターへは、
週明けの火曜日に行くことになる。