十数年前息子がよくスノボーに泊まりで行っていた

いつもは

「気をつけてね!行ってらっしゃい」

と送る

 

その年は大雪の年だった

「誰と行くの?」

「友達・・」

「友達って、誰?」

「おかんの知らない人だよ」

「何かあった時の為に一緒に行く人の電話番号おしえて」

名前を聞かず電話番号をおしえてもらい

○○(息子の名)友人 0・・・・・・・・・と登録した

 

 

 

 

お彼岸の中日

私の携帯が鳴る

着信の相手は

 

〇〇友人

 

息子の携帯はまだ解約せず私の携帯へ転送している

 

転送され

○○友人からだった

 

高校時代の同級生だった

〇〇友人の名前を知った

息子の死は知らなかったようで

とても驚いていた

亡くなった理由を聞かれとっさに「事故で・・・」と言ってしまった。

 

 

 

翌日息子のLINEに別の人からメッセージが・・・

 

「久しぶり-、元気けっ!」・・・と

 

「息子は亡くなりましたが、息子の友達ですか?」

 

 

LINEの人も高校時代の部活も一緒の同級生だった。

OO友人から連絡が入ったらしい。

高校時代の仲間たちが驚き動揺している

お線香をあげに来たいと言っている。

 

 

 

 

亡くなってからはじめて卒業アルバムを見る

 

息子を探す

 

友達を探す

 

部活の写真から息子を友達を探す

 

体育祭・・・文化祭・・・修学旅行・・・部活動・・・

 

泣きながら息子を探す

 

息子の輝いていた青春時代

 

涙があふれる

 

 

 

 

30代実家住まいとなれば

交友関係などわからない

一時、アパート暮らしもして実家を出ていたので

携帯のアドレスからは友達なのか仕事関係なのかわからない

まして2年ちかく引きこもりほとんど交友はなかった

亡くなって親しかった友達へ連絡の取りようがなかった

 

 

 

 

一人で逝ってしまって

 

これでやっと友達がお別れに来てくれるね

 

 

 

仕事関係の親しい友達は

私たち親・親族が亡くなったあと

会社とトラブルを起こしたため(たいしたことではないが)

会社から「行くな!」と言われているらしい。

 

でも、彼女が約束してくれたよ

友達を連れて来てくれると

 

もう少しだね

 

もう少しで友達とお別れ出来るね