イラストで読む 印象派の画家たち/河出書房新社


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「印象派」という言葉を聞いたことがあるが、具体的には知らない、またどういう画家たちが印象派のジャンルに入るのかいまいち分からないという人は多いのではないか?そんな読者諸君に是非お薦めしたい一冊が杉全美帆子氏の著した『イラストで読む 印象派の画家たち』だ。この書籍は、「印象派」の誕生した時代背景を美術史の流れから説明するとともに、印象派の主要画家たちをイラスト付きでユーモラスに紹介している。




まず上記の写真のように描く画家たちの簡単なプロフィールを掲載し、下記の写真のようにユーモラスに漫画風に詳細な情報を数ページで説明してくれる。(上下ともエドゥアール・マネのセクション)




実際書店などに行ってみて手に取って見てもらえばわかると思うが、この本は127ページ程度の短い単行本なので、読み終えるのにさして時間がかからないので、読んでいるほうとしてもまったく苦痛を感じない。それに加えて、専門家すら舌を巻きそうな詳細な説明付きである。

本がはじめてまた「印象派」は詳しいがもっと知りたいという読者の諸君は、迷わずいますぐ購入することが賢明だ。


参考資料&注記

杉全美帆子のブログ
本の画像はAmazon.co.jpより拝借
それ以外の画像はこの書籍の内部を撮影したものを掲載(一つ目:32ページ-33ページ、二つ目:36ページ-37ページ)