こんにちは、齊藤恵(けい)です
ブログにお越しくださりありがとうございます
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昨日職場で
オンライン講座に参加しました。
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テーマは、「特別な支援を必要とする子どもの理解」。
講師は、
明星大学教育部教授の星山麻木先生です。
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星山先生は、
39年ほど療育の現場にいながら
研究や支援を続けている方で、
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特別な支援が必要な
少数派の子どもたちの幸せのために、
様々な講座や発信を続けています。
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今や特別な支援が必要な子は、
10人に1人ほど居るそうです。
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昔から比べて増えているわけではなく、
子どもを取り巻く環境が
あまりにも自然から
離れてしまったことで、
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目立つようになってきたのではないか、
と話されていました。
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「ちがうことは強いこと」
「黒も白もグレーな子もいない、みんな虹色」
「レアタイプの進化系」
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「あなたはふつう?」
「ふつうってどういうこと?」
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「感覚特性」
五感の感受性が標準から逸脱していて、視覚、聴覚、触覚、食感、バランス感覚、など感じ方が違う。
例えば、食感では、ブロッコリーはタイヤみたい、揚げたてのコロッケは針でさされるように痛いなど。
視野は、対象が二重に見える、鏡のように反対に見えるなど。
聴覚では、たくさんの音が聞こえすぎて、静かな所では聞こえるけど大勢の中では聞き取れないなど。
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そんな子どもは20人に1人ほどはいるとのこと。
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「合理的配慮」
感覚特性のある方の当たり前の権利。大学入試などはすでに採用。
(試験時間、ヘッドフォンなど必要器具の持ち込み、環境配慮など)
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また、様々な月齢が自分の中に存在しているような状況の子もいて、
それは特殊な検査でないと分からなくて。
例えば、実年齢5歳だけど、
13歳の思考、身体能力の一部は3歳など。
そのような子も月齢別保育などは難しいく、異年齢保育が合ったりするそう。
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このようなレアタイプ進化系のこどもは増加傾向のようです。
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みんな並んで同じように過ごすのは、
大人の都合でできあがったシステム。
レアタイプ進化系の子が増えてくると、
今後は対応が難しくなってくるのではと。
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少数派の子が今、
周りに合わせようと頑張りすぎて
いっぱいいっぱいになっていて、
そこを越えてしまうと無気力や登校拒否へと繋がっている。
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生きにくい子どもが増えてる。
命を絶つ子も増えている。
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まずは少数派をよりよく理解して
共生できる社会を目指したいと
話されていました。
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「自分を理解し、自分らしい生き方を見つけて生きる。」
自分で出来ない部分は、周りが自然にサポートできる。
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これは、ここ最近のわたしのテーマでもあります。
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「障害は、少数派にあるのではなく、
多数派と思っている人の心の中にある」
一番印象的だった言葉です。
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今回出逢った
素敵だなと思う在り方を少しずつダウンロードして、
私も進化していきたいと思います。
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素敵な出逢いに感謝です。
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発達障害がある子は、
問題行動がある大人を困らせる子。
ではなく、
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ちがうことは素敵なこと
ちがうことは強いこと
と、
伝えらる優しい言葉が増えて嬉しくもあります。
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わたしも
パステルアートなどを通して、
そんなお手伝いをしていけたらと改めて思いました
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今日も善き一日を