「社説:立てこもり事件 ふがいなかった警察の対応」
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20070519k0000m070171000c.html
 毎日インタラクティブに掲題の社説が掲載されています。
この問題は十分検証がなされないといけないと思いますが、日本も拳銃に因る凶悪犯罪が増加していることは確かで、警察の治安や犯罪防止の力に問題があることは明らかと言えるでしょう。
 私は決して戦前の特高警察のような警察組織が幅を効かす世の中を望んでいませんが、国内の治安や犯罪検挙・防止の能力を充実させる方が、日米安保強化の為の海外派兵より遥かに重要のように考えます。
 私は拉致を含むテロも、警察力の問題だと考えます。米軍の肩代わりの海外派兵はテロ防止策と言うより、テロ奨励策のようにも思えます。足下が暗ければ、国の安定は望めません。
 私達国民は仮想の危機に振り回される前に、現実の問題の解決策を良く考えなければなりません。


山口実