「ガス田問題 中国を泥棒に例え政府間協議求める 中川氏」

http://www.asahi.com/politics/update/0404/TKY200704040278.html

 日本が中国に物申すべきは、環境問題であり、バブル崩壊回避の為の過去のKnow-Howであり、人権問題です。理不尽なことで対立を煽っても、日本国民の利益にはなりません。Public Servantたる政治家ならば、自らの偏狭な考え方や利権に執着せず、言動に注意すべきです。この発言が、日本に不利な外交カード(or中国に有利な外交カード)を切っていることになることを肝に銘じるべきです。


山口実

採算が合わず試掘さえしていない日本が盗掘呼ばわりするのは、決して「互恵関係」構築に役立たないし、理不尽さを国際社会に宣伝するようなものです。(因みに「盗掘」はサダム・フセインが、クウェート侵攻のとき「大義名分」として使った第一の理由です。)